札幌登攀倶楽部/小野寺淳、その他
< 記 録 > 小 野 寺 淳
<山行日> 1998年2月13日(日)〜14日(月)
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朝3時キャンプ場手前着、7時起床。来年の植樹祭の工事がスゴイ!!!
大面岩おもて街道の取付き分からず、11時左岩稜に行く。CJのトポでは左岩稜と同じ高さになっ
ていたが違う。
1P目は苔むしたワイドクラック、抜けて左のスラブへ。ここも下部は苔が酷い。上部は快適。
2P目はワンポイントの5+
3P目は回り込む所の木登りがスゴイ。しゃがんだダイクもどきのトラバースでテラスへ。
4P目 スラブの直登、フリーで5.9か?ボルトの右側のヘリを行く。抜けてあごが効いてるだけの
RCCでA1、フォローは左がわの壁をフリーで5+くらい?この上のスラブは5.9くらい?を
15m。
5P目 ボルトラダーの左3mにペツルがある。こっちからフリーでレイバック。スメアで乗り越し5.
9?あとは4級。
6P目 チムニーに入る。が、狭い。リードは途中からA1。バックアンドニーで膝パットがいる。こ
こも奥からフリー化されてるようだが?。
7P目 頂上へ3級。45m
帰りは樹林帯をカンマンボロンとのコルへ行けるとこまでいく。ここから懸垂25mで松まで。45
mで4p目途中のRCCボルトのテラスへ。登ってきた側に懸垂3回 で取付き右のルンゼ゛の上部へ。
誰かがルート開拓をしていた?
ここからおもて街道へトラバースできる。50m以上下ると左岩稜の取付きへ戻る。この日は仲間の
土方(仙台山岳会・東京YCC)はカンマンボロンのRアンドIに載っていた新ルートへ。クラックが
うまってランナウトしたと、誰か掃除してくれ…。と
9/14
朝十一面へ。途中の滑滝は左岩を巻く。上部白いガレに入らず右の潅木の尾根に踏み跡あり、分かり
ずらい。抜けるとガレた沢で上部に末端壁が見えてくる。あとはガレをつめると十一面へ。末端壁の基
部で水が湧いていた。冷たく素晴らしい!
ベルちゃんに取付く8:30。すでに遅い。
1P目上部は人工。2P目後続がいるのでA0で急ぐ。3P目4+とあったが上部のコーナーは土で
埋って厳し。5+はあるのでは?
4p目はほぼ垂直の7mのクラック、5.9抜け口のレイバックで躊躇しもどって墜落。脚をガバー
ッとあげればよかった。
5p目問題の大フレーク、奇麗だがパートナー嵌まる。上部キャメ4の人工に…、既に午後1時を過
ぎこのまま抜けても上までいくと暗くなる。帰りは真っ暗では下山も?
ということで敗退、このルートはやっぱりフリーで行かないと価値が無いと思う。力量不足だったん
だと割り切り、なかなか割り切れないけど下山。
帰りも巻き道で踏み跡を見失い下りたら4時半。危なかった。ここへは前日入って岩小屋で1泊朝一
で取り付くのが力量不足の我々には余裕もありいいと思った。
ここのキャンプ場は¥3000−4000と暴利!我われは道路沿いに寝た。水はしっかり利用する。
黒森の温泉も−17:00まで、横の蕎麦屋も同じ。
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