谷川岳/一ノ倉沢/微風快晴&南稜フランケダイレクト
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蒼山会/町田伸一、深澤巧
< 記 録 > 深 澤 巧
<山行日> 1997年6月1日(日)
6月1日(日)晴
昨夜、10時過ぎに高麗川駅で町田と待ち合わせて谷川に行こうと思ったが雨が降っていて谷川岳から小川山
に変えようかという声がありとにかく関越道に乗る。
途中凄い雨で今回は「宴会と温泉」に決まりと思いきや一の倉の駐車場に行ってみると星空。2時過ぎまで
飲んで寝る。朝、町田に起こされ7時出発。汗と冷や汗をかいてテールリッジを登る。衝立の取り付きで休ん
でいると落石に当たった人が肩に血を滲ませて引き返してきて、更に彼らの近くに容赦なく落石が降り注ぐ、
これではたまったものでは無い。
南稜テラスで準備している間にも盛んに厭な音をあげ岩が落ちる。早く起きて一番に登りたいものだ。今日
もまず「微風快晴」。
懸垂でまた南稜テラス。更に南稜フランケダイレクト南稜をつないで更に3ピッチ。この間も、何回か大き
な落石の音を聞く度に岩登りの怖さを実感。この季節は余りこの辺りを歩きたくない!
帰りのテーリッジも楽では無かった。南稜よりもテールリッジの方が難しいと言う人もいる。下りの雪渓は
ズックでは辛いので簡易アイゼンをズックにつけたがずれてしまいあまり効果は無かった。柔らかい靴底にア
イゼンは合わないようだ。
久しぶりのホンチャン、思いも寄らない好天で日焼けしたが、肌を過ぎる風は爽やかであった。次は落石の
ない瑞牆山に行きたい。
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