甲斐駒ヶ岳/黄蓮谷右俣

奈良山岳会/内炭孝夫、富士宮山岳会/宮本高広


< 記 録 > 宮 本 高 広


<山行日>     1997年12月28日(日)〜30日(火)

富士宮山岳会の宮本です。山行報告をします。

12月28日(快晴)

 竹宇神社(8:15)−5合目(12:50)−千丈I岩小屋(14:20)

 5合目から千丈の岩小屋までの間、崩壊箇所が有り、懸垂下降を一回した。坊主の滝まで偵察に行く。

12月29日(快晴)

 千丈の岩小屋(6:00)−坊主の滝(6:40〜)−二俣(8:50)−奥の滝手前(12:50)−黒戸尾根(16:15)−七丈小屋(17:20)

 最初の滝は氷が薄かったため、左側を巻いた。全体を通して氷の状態はよく、厳しいラッセルを強いられる事もな
くラッキーだった。奥千丈の滝2P以降、ルートを右側にとったが、スラブのうえにのってしまうので左 側を行くよ
うに注意したい。1日で抜けたかったため奥の滝は登らず、黒戸尾根へ逃げた。体力の消耗に加えブッシュや樹林帯の
中でのラッセルとなり、大変な思いをした。

12月30日(雪)

 七丈小屋(8:45)−竹宇神社(13:40)

 明け方から降雪。先日のうちに抜けてしまってよかったと痛感する。

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