日程 |
2004年8月2日(月) |
メンバー |
(月稜会)角屋貴良、張替智高 |
記録 |
(月稜会)角屋貴良 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
月稜会の角屋です。
8月2日(月)、一の倉中央カンテを登りました。今回は中間支点をすべてナッツで
取ることにより、残置のプロテクションを使用しないで登ることを目的に取り付きま
した。
メンバー:L.角屋貴良 張替智高
天候:曇り時々晴れ
8時30分。わが会の別パーティーが凹状を先行し、その後を追って取り付く。
1P目。V+。 角屋リード。トラバースで2箇所ナッツでプロテクションをとる。
直上に入るとランニングは取れなくなる。
2P目。V。 角屋リード。凹状との分岐のテラスまでノープロテクション。
3P目。W。張替リード。バンド上のピナクルにシュリンゲでプロテクションをとっ
たほかはランニングなし。
4P目。W。角屋リード。カンテ上に2箇所、ナッツでプロテクションをとる。途
中、私が催したため途中でリード交代。その後凹角に入るところまではプロテクショ
ンなし。
5P目。X−。角屋リード。チムニーはプロテクションがとれそうでとりにくい。
ノープロテクションでチムニーを抜ける。出てからナッツが決まりそうだが必要ない
のでとらなかった。
6P目。V。張替リード。次の核心、ピナクルしたまでノープロテクション。
7P目。X。角屋リード。ピナクル横から短い垂壁。リスに打ってあるハーケンが邪
魔でナッツをセットできない。浅いリスにナッツを押し込むが、気休めにもならな
い。仕方なくそのまま登る。テラスに上がってしまえばナッツが利くが、ここでとっ
てもあまり意味がない。
8P目。X+。角屋リード。コーナークラックの手前はナッツで豊富にプロテクショ
ンが取れる。4畳半テラスについても、残置のビレー点の左にナッツでビレー点が作
れるので、残置は使用せず。
9P目。W。張替リード。凹角内にナッツが利く。
10P目。V。角屋リード。2箇所ナッツでランニングを取り、外傾テラスに12時到
着。懸垂して南稜にトラバース。そこから下降した。
ビレー点は4畳半テラスを除き、残置を使用しましたが、ランニングには残置は不要
でした。問題は7ピッチ目ですが、ハーケンを抜けばナッツがきまると思います。
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