＜山　行　記　録＞

皆様、こんばんは。
清野＠沼田山岳会　北大山の会です。

25日（土）一ノ倉沢　滝沢第三スラブに行って来ました。
一週間降雪が無かった事、25日未明より上空に寒気が入ると予測して、突っ込みました。
予測は的中、一日中穏やかで、雪崩は衝立てスラブが崩れただけでした。
12月、１月の記録的な豪雪とは裏腹に２月以降は降雪も無く，暖かい日が続いているため、
積雪の状態は、例年より半月以上早い様に思われます。
烏帽子、衝立スラブは全壊、烏帽子奥壁には全く雪は付いていません。
二の沢、本谷のクレバスは大きくなっています。
当初、ルンゼ状スラブを登る予定だったのですが、発達しすぎたデルタに惑わされ取り付きを
間違えたのと、後続のYCC佐野Pの引力に負けて三スラブに転 
進。
シッカリした氷とシマリ雪でスラブ内は快適に登れましたが、上部草付帯では、霜ザラメで安定
しない足下と頼りにならない支点にハマって時間を食い、国境 
稜線には15：00に到着しました。
スノーバー、スコップを持参して万全を期したドームのトラバースは全く問題なし、
下降点を掘り起こす事も有りませんでした。


今週中のはＨＰ更新するでしょうから、詳しくは神谷君のＨＰを見て下さい．
★　http://climbing.x0.com/library.htm

　＜日程＞　　　2006年2月25日（土）
　＜場所＞　　　一ノ倉沢　滝沢第三スラブ
　＜メンバー＞　神谷　浩之　東京YCC
                 　　　　清野　啓介　沼田山岳会、北大山の会

　＜行動＞　　
　指導センター(2:30)〜滝沢デルタ（5:00)〜上部草付帯（8：00）〜国境稜線（15：00）