日程 |
2005年2月26日(土) |
メンバー |
(札幌登攀倶楽部)安藤、他1名 |
記録 |
(札幌登攀倶楽部)安藤 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
安藤@札幌登攀です
先週末はパートナーが見つからず結局どこにも行けませんでした。
ひたすら家回りの除雪明け暮れました。
みなさんも風邪には御注意ですね。
26日(土)に日帰りですが、雷電海岸にいってきましたので簡単に報告します。
エリア: 北海道雷電海岸
ルート: ビックウエーブ、ナイル継続
メンバー: 安藤、その他1名
札幌(3:30)・・トンネル駐車場(6:00)・・ビックウエーブ取り付き(7:30)
・・登攀終了(12:20)
ナイル取り付き(14:30)・・登攀終了(17:00頃)・・駐車場(18:00)
全日金曜日に出発する予定だったが、安藤の仕事が終わらず当日の出発となる。
しかし、道路状況も良かったおかげで、早くから取り付くことができた。
ビックウエーブは5年ぶりの結氷となり、先週に通算第5登(知っている限り)さ
れ、我々で第6登を数える程のナカナカ登れない氷です。
ビックウエーブ
1ピッチ目は安藤リードで取り付くが、連日3時帰りと病みあがりがたたってどうも
体に力が入らず、取り付きから15m程うえのテラスまでクライムダウン・・そのテラ
スで1ピッチ目を切る。なんとも情けない・・・腕や足は大丈夫なのだが、胃がなん
とも言えないもたれ方で絶不調であった。
2ピッチ目は氷りの表が流水で登れず、氷りの裏側をしばらく登り、頭を押さえら
れる手前から仕方がなく表の流水が流れる最悪のバーチカルシャンデリアを10mに突
入。我慢のクライミング後、比較的氷りの質の良いバーチカルを35mのばし、合計55m
のばす(60mロープで登っています)
3ピッチ目は不調の躯にむち打って、W15〜4程度を55m延ばす。氷りの質が良いので
落ちる気はしないが、やたらと息切れする。
4ピッチ目はおまけ10m程のバーチカルを登って終了。
下降はおまけ氷りの上の立ち木で1回、アバラコフ2回で取り付きまで降りる
その後、そそくさと、ナイルに移動。
ナイル
ナイルはみるみる発達しており、何週間前かに登った右のラインの他、左の氷柱も
下まで繋がっていた。右の氷柱は流水で登れそうにもないので、左の氷柱から登った。
1ピッチ目は安藤リードで取り付く。延々とバーチカルが続き、30mほどロープをを延
ばして氷穴で切る。本当はもう20m延ばして切りたかったが、耳鳴りがひどく胃も辛
かったので選手交代してもらう。
2ピッチ目は、柔らかい氷のバーチカルを10m程登り、WI5〜4程を45m延ばして通常の3
ピッチ目の取り付きまで延ばす
3ピッチ目はWI4〜5を20m程で終了。
アバラコフ2回で取り付きまで降りる。
体調が悪くて時間がかかったところもあり、一緒にいったパートナーの負担も大き
くなりましたが、なんとか継続し、明るい内に降りてくることができました。
ナイルおよびビックウェーブ共にみるみる発達しています。
来週も寒気が続きそうです。三月第2週位までは登れるかも知れません。
両方揃うことは滅多にありませんので、今年は当たり年ですね。
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