日程 |
2004年12月26日(日) |
メンバー |
(旭川山岳会)石井、藤田、藤本、堤 |
記録 |
(旭川山岳会)堤 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
堤@旭川山岳会です。
12月26日に層雲峡の万景壁の滝を第2登しました。
層雲峡への入り口にあり、国道からも眺めることができる見栄えのする滝(氷柱)ですが
日当たりが良く氷結状態が大変悪いため、3年前の初登後、再登はありませんでした。
初登時は下部岩壁をアブミを使ってA1で登り、氷柱に乗り移って登られましたが、
今年は下部まで氷が届いていたため、氷を繋げて登ることが出来ました。
初登者(石井、藤田)によれば氷柱は初登時に比べかなり易しいとのこと。
初登時は短いスクリューでも半分しか入らなかったそうな・・
10年に1度あるかないかの氷結具合だそうですので、このチャンスをお見逃しなく。
<月日> 2004年12月26日
<場所> 北海道/層雲峡/
<ルート名> 万景壁の滝/WI5、40m
<メンバー> 旭川山岳会/石井、藤田、藤本、堤
<ルート概要>
3mほど氷柱を登ると緩傾斜となり3cmほどの厚さのスラブ状の氷を5m登る。
あとはしっかりした氷柱を30m登る。
抜け口に倒木が覆い被さっているが氷を繋げて登れます。
抜け口から凍った苔を3mほど登るとしっかりした立木があり支点がとれます。
下降はその木にロープを巻いて懸垂下降40m。
最初に堤がリューシュ有でリードするも上部で力尽きて、
2度アックステンション(A0)によるスクリューセットをしました。
スクリューは10本使用。
氷に厚みが無いので短いスクリュー(13cm以下)でないと良い支点が取れません。
リューシュレスでのリードの練習のため、セットしたスクリューをそのまま残して下降し、
リューシュレスで藤田(BD・フュ−ジョン)、石井(シャルレ・エルゴ)、
藤本(シャルレクオーク)、堤(シモン・コヨーテ)の順にリードしました。
無論、スクリューをプリセットしてますのでパンプせずに楽勝で登れますが、
シーズン始めのムーブの練習には有効です。
クラッククライミングのカム・ナッツセット同様、スクリューセットもアイスクライミングを構成する
大事な要素の一つと考えますが、
ミックスクライミングでは、スポーツクライミングの影響による岩壁部での残置ヌンチャクの使用、
スクリューセットに伴う無用?なパンプを避けるなどを理由に
スクリューをプリセットしてレッドポイントするスタイルが出現するかもしれません(特に氷の硬いエ
リアで)。まー堅いこと言わずに楽しければそれはそれでいいのですが。
長文になりスミマセンでした。
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