日程 |
2003年3月27日(土)〜29日(月) |
メンバー |
(磐田ケルン)山根俊、H.T |
記録 |
(磐田ケルン)山根俊 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
山根@磐田ケルンです。
3/27-29に八ヶ岳は赤岳の東陵に行ってきました。
あまり記録が多くないルートのようですので、報告致します。
メンバー
山根俊、H.T (磐田ケルン)
コースタイム
3/27日(土)美し野森07:30 〜 大門沢二俣11:45 〜 15:15 第一岩峰直下C1
28日(日)C1 06:30 〜 10:30主稜線10:40 〜 11:00赤岳山頂11:30 〜 14:45ツルネの頭15:00
〜 ツルネ東稜 〜 16:50出合小屋C2
29日(月)C2 08:30 〜 10:30 美し野森駐車場 (車回収)
ルート概況:
総じて良い雪稜ルートだった。八ヶ岳でこれだけの雪稜はあまり無い。比較的に積雪豊富な
ため、北アルプスの初級バリエーションに近い雰囲気が有り、なかなか手応えがある。
アプローチはスキー場脇から大門沢に沿った林道に入る。モナカ状の雪でラッセルに大変な
労力を要した。
第一岩峰は左から容易に巻けるが、正面左寄りの草付き凹角からも登れそう。岩峰上は細い
ナイフリッジである。
第二岩峰付近は急な雪壁となっており、左に40m出てピッチを切った後、傾斜の強い凍った
草付ルンゼを直上1ピッチ半。ダブルアックスが良く決まる。
終了点は竜頭峰直下で、大門沢Aルンゼの源頭に近い。終了点付近は雪に覆われていたせいか、
真教寺尾根の最上部と区別が付きにくい。
天気に恵まれ爽快な登攀ができた。危険な雪庇やキノコ雪は見られず、雪質も安定していた。
その他:
第一岩峰直下に幕営したが、急な斜面なので4人用テントは設営が難しい。大門沢二又の直上
には傾斜の緩い良い天場があった。
確保支点はスノーバーかデッドマンが一つあれば、他は灌木豊富で困らない。ザイルは50mが
良いだろう。上半部の雪壁は雪が腐るとかなり登りにくい。
美し野森から地獄谷への林道は、新しいゲートができており車両乗り入れ不可になりました。
以上。
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