アイガー/東山稜

日程
2003年7月30日(水)〜8月1日(金)
メンバー
(無所属)田村千年、大河内
記録
(無所属)田村千年
写真
★  右東山稜トラバース下降ルートより  ★  朝焼けのミッテルレギ核心部
ルート図
なし

<山 行 記 録>


スイス アイガー東山稜
2003年7月30日8月1日
メンバー 田村 大河内
29日シャモニーからフランスの知人フリップの車でグリンデルワルトのホテルに入る、     
ホテルには今回アイガーミッテルレギーを72歳で兆戦をする武井さんがいて、レストランで
遅い食事を
取る、30日10時グリンデルワルトの駅を出てクライネ・シャイデックでユングフラウヨッ
ホ行きの登山電車に乗換えトンネルの駅アイスメイヤーを降りトンネルを抜けるとアレッチ氷
河上部に出る、今年のヨーロッパは何百年ぶり猛暑でミッテルレギ小屋へのアプローチは上部
のトラバースルートが使えるので、昨年は壁にべったりと雪がつき小屋の下からの壁のルート
を使って小屋にはいつたが、トラバースルートの方が体力的には楽ですが、アイガー特有の逆
層スラブをトラバースすのは神経を使います。
31日朝起きると外は10cmぐらいの雪でスタートを遅らせるが天気が良くならず8月1日
にする。
今回ミッテルレギは画家の武井さんをサポートの為同行をする、パ−トナ−大河内君は03年
チョモランマの1番のりをフリップとしている頼りになるパートナー、1日の朝は晴天で昨日
の雪も大分解けアイゼンを付けずに5時に小屋を出る、フイックスロープが付いている壁で朝
日が照り始め、壁も人も赤く燃える素晴らしいひとときを味あい、今日は楽しいクライミング
が出来そうで嬉しくなる、ルートはフイックスロープが付いている壁までは、コンテで登れる
2級程度の山稜ここを抜けると山頂への雪壁のトラバースこれが前日に降った雪がくさり始め
ていて、その下に凍った氷があり緊張をさせられる。
アイガー山頂に10時30分につく、武井さんいわく下降を南西稜のルートを考えていたので
すが、南西稜を見て今にも落ちそうな石があり下降は無理のがわかりがっかりする、ルートは
メンヒに向っている岩稜トラバースルート、メンヒの3分の2まで岩稜を登り下り、又アイゼ
ンを付けたりはずしり長い登りになるが、今日の天気は良くロケションは素晴らしく、先行パ
テーのロープ工作を手伝い武井さんを激励しながら楽しくクライミングを味合う、メンヒの3
分の2まで岩稜を登り氷河上のでるが、これからのメンヒ小屋までの平らな腐った氷河歩きは
体力を使うため年寄りには嫌なところです。無事ユングフラウヨッホに最終登山電車に間に合
った。

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