日程 |
2003年4月28日(月) |
メンバー |
(G登攀倶楽部)御山洋一 |
記録 |
(G登攀倶楽部)御山洋一 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
御山@G登攀クラブです。くそ暑い中ダイレクト尾根に行って来ました。連休中計
画をしている一の参考になるかわかりませんが、一応報告します。
日程:4月28日
メンバー:御山 洋一
27日に天狗尾根に向かっていたが、大川沢の取水口上部の渡渉点の水量の多さに
唖然。連休半ばなのに、足跡がこちら側ばかり向いているのでおかしいと思った。や
がて後続のパーティーも追いつく。絶対流されるだろうな。あの取水口の中はとても
暗いだろうな。取水口を通って青木湖までたどり着けるのだろうか。などと、変なこ
とばかり考えて、どんどん気持ちが萎えてしまった。
せっかく来たのだから、どこか登ってから帰ろうと思い、ダイレクト尾根に急遽変
更。西俣出合にテントを張る。
28日、なるべく雪が腐る前に上に出たい(落石が怖いから)と思い、3時前に天
場出発。鎌尾根の末端を左にやり過ごし、デブリの中を進むがなかなか取り付きが見
えてこない。このまま谷を進んだら東尾根を登ってしまうし。尾根末端の小ルンゼを
登るなんて書いてあったのを思い出し、するとこの手前にある岩峰のカモシカ様の足
跡に沿って登って行けというのかななどと考えながら、登り始めました。
しばらくすると、後続のパーティーが雪渓を歩いているのを見つける。知っている
人に聞くのが早いというわけで、駆け下りる。北俣本谷をもう少し入ったところにあ
るらしい。せっかく早起きしてきたのに、1時間も無駄にしてしまった。朝日が雪面
に当たり始めている。
岩峰の右側を巻くように進むと、それらしい尾根が見えてきた。思っていたほど大
きくなかった。取り付きで少し休み、すぐに登り始める。だいぶ気温が高くなってき
た。案の定、頭くらいの大きさの岩がうなりながら飛んでくる。雪はグサグサ。汗だ
くになりながら第一岩峰へ。岩峰基部のシュルンドで大休止。後続の2パーティーと
合流。2パーティーとも大川沢から引き返した人たち。これも何かの縁と、ラッセル
を交代しながら進む。第2岩峰は右側の雪面を登るが、ソフトクリームのような柔ら
かい雪壁で、技術的には全く問題ないが、滑り始めたら止まらない様子だったのでザ
イルを出す。それからハイマツの掻き分けながら登り、岩峰上部へ。南峰が間近に見
える。あとは腐った雪稜を登り、山頂へ。
いやー暑かった。連休後半、もっと涼しくなるといいですね。
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