＜山　行　記　録＞

　あんどう＠札幌登攀です

　今週も雄冬海岸と雷電海岸でアイス三昧でした。まるっきり有持さんの北海道アイ
スツアーと同じルートとなってしまいました。

２月１日（土）
ルート　：　雄冬海岸渚のブライダルベール
　幅の広い氷で、大きく下部と上部の２つに分けられます。
　下部はどこからでも取り付け、上部は３つのラインから選んで登れます。
　しかし、右の氷柱はヒビが入っていて登攀不能状態となっており、左の氷柱はシッ
カリしとているが、９０°〜１１０°の傾斜でビビッてしまって取り付けませんでし
た。

　結局真ん中のラインを選んで登りました。
　ジャンケンで負けた安藤が下部、勝った当会の吉野が核心の上部を担当。下部は傾
斜もなく、途中の氷柱裏でピッチを切る。丁度有持さん達が作ったアバラコフの左で
す。

　上部は本来なら１ピッチで抜ける所だが、途中でパンプアップした様で、安定した
所でピッチを切り、安藤がフォロー後、ふたたび吉野の「けじめ付けリード」抜ける。
アイス２年目の彼にはきつかったようだが自信になったようです。下降は右氷柱上の
灌木で５０ｍ一杯で下りられます。

　国道脇でアプローチ一分以下の氷なのに、誰も来ないのが不思議なくらいです。

２月２日（日）
ルート：　雷電三ルンゼ＋Ｍの試登
　
　二ルンゼや四ルンゼが盛況の中、誰もいない三ルンゼに取りつく。
　とりあえず、安藤リードで氷柱の右側から登るが、思わずワンテンション・・・修
行が足りないようで・・・

　登攀終了後、氷柱左側にトップロープをはり、左側の氷柱のさらに左側に壁からぶ
ら下がる氷柱をめがけてＭのルートを試登。丁度５０ｍロープ半分の２５ｍの程度の
ルートができそうです。私は初めてＭのルートにトライしたのですが、氷に届いた時
の感触が何ともいえず、一日にして大はまりしてしまいました。

　詳細はルート整備後に発表しようかと思います。
　
　で、今週末も雷電です。同じく雷電を予定されている方がいらっしゃいましたらよ
ろしくお願いします。

　ではでは