＜山　行　記　録＞

有持です。

　みなさん、こんにちは。先週末は北海道に行ってきましたので簡単に
報告します。

＜日程＞　　　　２００３年１月２４日（金）〜２７日（月）
＜場所＞　　　　雄冬岬手前／渚ブライダルベール
　　　　　　　　　　雷電海岸／３ルンゼ
＜メンバー＞　　ＡＲＩアルパインクラブ／有持、藤川、松原、島津

＜記録＞

１月２４日（金）　

　昼前に千歳空港に到着。早速レンタカーを借りて札幌へ移動。今日は
時間がないので近場でスキーをしようと言うことになり札幌藻岩山スキー
場へ。平日と言う事もあって、小学校や中学校の生徒の練習場となって
いた。ゲレンデは小さいがコブもありそこそこ楽しむ事ができた。

１月２５日（土）　晴れ〜吹雪

　道東は大荒れの天気のようだが札幌周辺はそんなに悪くはない。まず
は雄冬岬へと向かう。近いので朝もゆっくりと出発。

　海岸線を走っているといきなり氷柱がそそり立っている。後で気づいた
が渚ブライダルベールだった。

　雄冬岬へ到着。札幌ナンバーの車が１台停まっている。どこか登って
いるのだろう。モンゴロイドの喘ぎを偵察するが、やっぱり途中で見た渚
のブライダルベールが気になりＵターンする。

　氷結状態はまずまず。中央のラインを有持リードで取り付く。Ｖ〜V＋
ぐらい。トポがないので１ピッチで登れるかどうか分からなかったため
丁度中間ぐらいでピッチを切り、藤川と半分ずつリードをする事にした。

　特に苦戦する事もなく終了。中間のビレーポイントでトップロープを
セットして、松原、島津に練習してもらう。

　リードしているときには何とか天気はもったが、後半は時折吹雪とな
る。

　終了後はアバラコフを作って懸垂したが、シュリンゲを残してしまった。

１月２６日（日）　曇り〜晴れ

　今日は雷電海岸へと行く事にする。昨日からの冷え込みで道路が凍
結しており、赤信号で車が停まらなくて一汗かいた。

　２時間半ほどで雷電海岸へ到着。ビッグウェーブはまだつながってい
ない。ナイル川は完全につながっていて登り頃だろう。今回はアイス初
心者が二人いるので、トップロープがセットできる３ルンゼへと向かう。

　有持がリードしてトップロープをセット。グレードはライン取りによって
Ｖ〜VI。氷柱の左よりから左にぶら下がっているツララに乗り移って登
るとおもしろい。

　しばらくトップロープで遊んでから下山。夜はすすきのでまた宴会。

１月２７日（月）　曇り〜雪

　朝、安藤さんから携帯に電話が入り目を覚ました。安藤さん、寝ぼけ
声ですみませんでした。

　今日は午後からスキーに行く予定だったが、天気もいまいちだし二日
酔いで気分がのらないので温泉でくつろいでノンビリ過ごす。

　雪のために遅れるかと思ったが、出発の頃には雪も止み、全日空の最
終便で千歳を後にした。

　昨年に続き２回目の北海道でしたが、あれだけアプローチの近い所に
スケールのある氷瀑がゴロゴロしているのには感激感激でした。しかも
週末だと言うのに貸し切り。関東ならザイルのすだれ状態でしょう。

　ナイル川が登れなかったのが心残りでしたが、また登りに行きたいと
思います。

　できればビックウェーブがつながった時に登ってみたいですね。