日程 |
2003年1月26日(日) |
メンバー |
(札幌登攀倶楽部)安藤、カリン、吉野 |
記録 |
(札幌登攀倶楽部)安藤 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
あんどう@札幌登攀です
日曜日は雄冬海岸のほらいぞんへ行ってきました。当初、ほらいぞんと、ペリカor
渚ブライダルを計画していましたが、前日になって一名増えたので、ほらいぞんのみ
となりました。
ルート:ほらいぞん
メンバー:安藤、カリン、吉野(札幌登攀)
F1(50m WI4)
抜け口の氷が無く、2ポイントほどのドライが混じる。終了点は無く、ボルダーに
スリングを巻いてアンカーとする。
雪壁120m
F2の基部近くの側壁にかかる氷柱まで腰までのラッセル。
F2(4m WI4)
短いながら、濃い内容。抜け口には氷が無く、かぶったチョックストーンを細かい
スタンスを拾って右に抜ける。チョックストーンを抜けると右岸側にボルトとハーケ
ンのアンカーあり。
雪壁150m
雪壁を50m登ると左岸よりルンゼが合流し、その奥にF3がかかる。
F3(50m WI4?)
この日のメインのF3だが、想像していたよりも傾斜が無く、下部30mは60〜
70m程度の安定した氷となっている。ただし、上部10mはカリフラワー状のバー
チカルと抜け口を3m程度の傘に押さえられる。傘からは氷柱が幾本も垂れ下がり、
まるで華道の剣山様となる。
傘をダイレクトに越える自信はなかったので、傘の右側とカリフラワーの隙間を抜
ける。傘を抜けると10m程度の傾斜の無いミックスをこなして立木をアンカーとし
た。
・下降ルート
F2の上部がすり鉢状の地形を呈し、頻繁にブロックが崩落していたため、尾根を
巻いて駐車場に下降。尾根を巻いて下降しても、1時間程度で下りてこれます。
実は我々がほらいぞんに取りつく時に、F1の途中に残置バイル、スクリュー2本、
ロープぶら下がっていました。駐車場に戻ってきたときに、それらを回収しにきた方
に話しを聞いたところ、土曜日に転落事故があり、落ちた方は足の骨にヒビ+アキレ
ス腱断裂の怪我を負ったそうです。
結局我々で回収作業を行い、ほらいぞんを後にしました。
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