＜山　行　記　録＞

遠峰の稲葉です。
黄蓮谷右俣から無事生還して来ました！？

＜場所＞　　　南アルプス／尾白川／黄蓮谷右俣
＜日程＞　　　２００２年１２月７日（土）〜９日（月）
＜メンバー＞　（遠峰山岳会）稲葉　龍太郎、藤井　大輔
12月7日　6：30出発〜14：30五合目小屋〜16：30仙丈岩小屋着
12月8日　6：45出発〜9：00奥仙丈の滝〜13：00インゼル〜15：30稜線直下
12月9日　7：30出発〜8：15稜線〜11:30七丈小屋〜13：20五合目小屋〜18：10竹宇駒ヶ岳神社

★まず、氷結状態は坊主の滝はひどく、右から巻きました。
（近日中に写真をＨＰに載せます。ごらん下さい）
続く、１５ｍ滝も真中に水流が見えていましたが左から登れました。
二股から見た左俣は氷が切れている感じは無いですが、明らかに痩せてしまってます。
奥仙丈の滝は良好でしたが、上半分は埋まっています。
ここから上部の滝はほとんど埋まっていて、終始ラッセル地獄でした。

★問題は、日曜夜半から大雪です。
私達は結局、１日で七丈小屋にたどりつけず、稜線直下でビバークしました。
夕方から風雪に変わり、吹き溜まりにツェルトを張った為、夜中除雪をしました。
翌朝は６０ｃｍほど積もり、沢では雪崩も数回起こっていた。
七丈小屋までのラッセルはもう大変で大変で・・・帰れないかと思いました。
竹宇駒ヶ岳神社でも２０ｃｍの積雪でした。
もう、今シーズンは黄蓮谷でのアイスクライミングは無理と思います。
ではでは。