日程 |
2002年9月26日(木) |
メンバー |
(G登攀クラブ)上岡、鈴木 |
記録 |
(G登攀クラブ)鈴木 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
G登攀クラブ・鈴木です。メジャールートですが・・・。
一応ご報告いたします。
ミズガキ山・十一面正面壁 ベルジュエール
9月26日 G登攀クラブ・上岡&鈴木
取付は少し遅くなり、11時。1p目は上岡さんリード。鈴木はカム満載ザック
を担いでの強引なAOフォロー。アブミで登るよりかは早いか?
2p目、スラブからカンテを乗り越える。そのまま凹角下の木まで。
3p目、凹角。途中から右に出てスラブを登る。これでW+?
4p目、きれいなクラック。最後少し足が悪い。ここまでは上岡さんがリード。
5p目以降は私がリード。大フレーク。途中まではオフィズスチック。そして
快適なレイバックでテラスへ。★★★ピッチ!
6p目、チムニー。ワイド系は苦手なので苦しい。
7p目、少し草のはえたダブルクラックを登る。「ん、クラックに草? おかし
いなー、人気ルートなのに」。途中の草の生えた箇所が少しいやらしい。5.9
ぐらいだが、ちょっとトリッキー。
クラックを抜けて左に回りこむと、快適そうなクラックが左上へと伸びている。
しかも長い。
8p目、ハンドクラックを左上。最後は甘めのハンドとフィンガーで左トラバ
ース。「ん、スタンスにイワタケ? おかしいなー、人気ルートなのに」。マント
ルを返して岩頭上へ。とても気持のいいクラック。10aあるかないか。
9p目、大岩の間を縫っての歩き。
10p目。目の前のチョットしたクラックを登り、最後のスラブをこなすと、十
一面の頭だった。残念ながらガスで視界はゼロ。
「荷物持たずに登った方が快適だったなー」、と上岡さん。でもシューズで取
り付きまで下るのもなぁ・・・。
どうも7&8pはベルジュの左のクラック、「南回帰線」のラインを登っていた
ようだ。僕らは2人とも、右に見える(ベルジュの)クラックラインを、「あれは春
一番に違いない」と思い込んでいたのだった。
8p目のハンドクラックは、多分「南回帰線」の「クレセントクラック」であった
のだと思う。★★ピッチ! 小川山にあれば多分人気ルート。
ルートは外してしまったが(また登りにいかなくては!)、とてもいいルートで
本当に楽しいクライミングができた。日本にもこんなルートがもっといっぱいあ
ればいいのになあ。
翌日は末端壁で「春うらら」(1p目)に取り付くが、なんてことでしょう、50m
1本ではあと2mが届かず、ロワーダウンできない! 上岡さんに長シュリン
ゲを投げてもらい、それをロープに継ぎ足して降りてきました。
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