日程 |
2002年6月8日(土) |
メンバー |
(ARIアルパインクラブ)前田一郎、他1名 |
記録 |
(ARIアルパインクラブ)前田一郎 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
前田です。
先週末は丸東/南東壁/雨の日もパラダイスに行って来ました。
私にとって初めての丸東、初めてのアメリカンエイドルートを充分楽しめまし
た。
以下記録
扇沢バス7:30-取り付き10:30-終了18:00
土曜朝一のバスに乗って黒四ダムへ。黒部川に下り、対岸の登山道を行くが、内
蔵助出合近くでは雪渓で道がふさがれるので、一回徒渉となる。(後続Pは飛び
石で越えていた)
テント設営後、1ルンゼの雪渓を詰めて行く。運動靴ではかなり滑ってしまう。
取り付きで、荷物を一つにまとめる。今回、すべてのピッチ、リード−荷揚げ−
セカンドユマールのシステムで登る。
1P(5.8 AA2)
岩のもろい部分が多く、カムのセットが難しい。ハング手前でソードオフアング
ル使用。
2P(AA1)前田
クラックにびっしり草が詰まっているが、ちょうど良い間隔でピトンスカーがあ
る。小さめのカムの掛け替えで登れる。1本アングル使用。木でビレー。その上
にもビレー点あり。
3P(AA1)
ほとんどボルトラダー
4P(5.9 AA1)前田
振り子トラバース。”日本の岩場”ではカンテ手前で一端直上して更にトラバー
スとなっているが、スタンスを拾って行けば、上がらないでも登研ルートのビレ
ー点まで一気にトラバースできる(V級くらい)。
5P(V)
浮き石あり。
6P(5.10a AA1)前田
フレアした浅いチムニーからオフィズス。もはやエイドに慣れたカラダではフ
リーでは行けない。キャメ#3〜5を駆使して登る。クラックの中に浮き石があり
カムが効きづらい。上部は登研ルートと合流してボルトラダーとなる。島テラス
に上がって終了。
ここから登研ルートを3ピッチ懸垂して下降。雪渓に降り立ち完登の握手。
雪渓を滑りながら天場へ。ビールで乾杯。
夜は雨が強かったが、朝は快晴となり、黒四ダムへと戻る。
<携帯ギア>
エイリアン小さい方から赤まで2セット
キャメ#0.5〜#4 2セット
キャメ#4.5 5 各1
ハーケン各種1本ずつ
*ハーケンはほとんど使用しないが、アングル特にソードオフアングル(幅広浅
リス用)は2〜3本あると良い。
★ エリア別山行記録へ戻る ★ INDEXへ戻る