日程 |
2002年2月24日(土) |
メンバー |
(ARIアルパインクラブ)前田一郎、恩田昌彦 |
記録 |
(ARIアルパインクラブ)前田一郎 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
前田です。
週末、恩田さんと大同心/雲稜に行って来ました。
今年、3回目の計画でやっと登ることができました。
大同心に雪は少なく、天気も良く、気温も高いという好条件でありながら、登攀
スピードは上がらず反省する点は多くあるが、念願のルートを完登できたことは
本当に嬉しい!!
以下記録
鉱泉4:30-取り付き6:40-ドーム頭12:30
1番に取り付くために、鉱泉を4:30に出発し取り付きに向かう。前田はどうも調
子が悪く、先頭を行く恩田さんに着いていくのが辛い。取り付きに着くとまだ真
っ暗。早すぎた。取りあえず登攀準備をして明るくなるのを待つ。
1P(A1,W)前田
出だしのフリーは難しくないが、ランナウトするので緊張する。人工に移ると、
久しぶりのアブミのせいか身体が重たい。小ハング越えて、左に2mトラバース
して終了。
2P(A1)恩田
右上するフリーのラインと左上する人工にラインに分かれている。後者を選択。
フェースをアブミの掛け替えで登っていくことができて快適。その後右上すると
リッペがありその手前にビレイポイントがある。ガイドブックではここを飛ばし
て大テラスまで行くことになっているが、このリッペのトラバースがちょっとイ
ヤなので、ここでピッチを切る。
3P(W)前田
リッペの上にあるボルトにアブミをかけて、A0をしてリッペをまたぐ。更に右上
する凹状フェースを登って行く。ピンも少なく人工に慣れた身体がフリーに拒否
反応を示す。大テラスへ上がる手前が特に悪い。
4P(V)恩田
ピナクルを目指して右上していく。岩グレードはV級なのだが、ホールドに雪が
詰まり、スタンスも外傾していてグレードよりもだいぶ悪く感じる。ピナクルの
すぐ手前が悪い。
5P(W,A0)前田
ピンが多い凹角をA0バリバリで越えていくとバンドに出る。
6P(V)前田
右にバンドをトラバースしていく。途中、岩が飛び出している箇所があり、四つ
ん這い状態になる。
7P(A1,W)恩田
ドームの登攀!出だしがフリー混じりで少し恐い。その後はひたすら、高度感を
満喫しながらアブミの掛け替え。ドーム頭へのノッコシがフリーとなる。
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