舞姫の滝・舞鶴ルンゼ

日程
2002年1月12日(土)〜13日(日)(
メンバー
(G登攀倶楽部)鈴木、御山
記録
(G登攀倶楽部)鈴木
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


 G登攀の鈴木です。
1月12、13日で戸台にアイスをしてきたのでご報告します。
 メンバー 鈴木(G登攀、21) クェーサーコンパクト×2  M10
      御山(G登攀、42) クォーク×2           M10  
      

12日、昼に戸台の駐車場着。夕方から上ニゴリ沢へ。写真で見た
よりは発達が悪い。TRを張り、適当に楽しむ。御山さんに使わせて
もらったクォークは恐ろしく良く決まり、少し悲しくなってしまった。

13日、9時半ごろから舞姫ノ滝へ。本日の一番乗り。F2で御山さん
に、アイスの初リードをしてもらったりしながらF3へ。
 見上げた感じは、「楽勝だな」。真ん中の少し凹んだ部分から登り
出し、スクリュー2本、真ん中辺までは快適にこなしたが、その上で
急に腕がパンプ。完全にトレーニング不足だ。「悩んでいるよりは、
さっさと登ってしまえ」そんなフレーズが頭を去来。
「ま、落ちないでしょう」と、そのままランナウトで垂直部分を抜ける。
 アイス3回目の御山さんもノーテンションで確実にフォロー。
 このF3、氷質もよく、まだボコボコになってもおらず、いい感じでし
た。大同心大滝と同程度の難しさと感じましたが・・・。思っていたよ
りはるかに苦戦、少しショック。
 舞姫はF3でお仕舞いにし、午後から舞鶴ルンゼへ。舞姫のF1下
から出会いまでは5分程度。出合いからもトレースがあり、10分強
でF1下へ。しかし、F1の状態はあまりいい感じではない。下の堆氷
と氷柱の接点は直径40〜50cmしかない。氷柱の下半分もずいぶ
ん薄い感じだ。先行のトレースは、氷に触らずに引き返してしまって
いる。氷柱を前に、少し悩んでしまう。「やめよっかな?」。
 「どうするの?」という御山さんの問いかけに、ほぼ無意識に「いき
ます」(おいおい)。
 ま、大丈夫だろう、ということで少し緊張して登り出す。出だしは細
いので踵を氷柱の裏にフック。しかし、思ったよりずいぶん氷は安定
しているみたいだ。引っかけムーブもあったが、概ね快適。氷柱の下
半分には怖くてスクリューなんか入れられないので、6〜7mぐらいは
そのまま登る。氷柱の上は4級ぐらいか。スクリュー5本でF1を登り、
落ち口でビレー。御山さんもノーテンションでフォロー。
 時間もないのでそこから下降。遠望した感じでは七条の滝沢もつな
がっており、登れそうだ。
 戸台の駐車場に帰ると、なんと! 御山さんのパジェロが車上荒ら
しに。幸いにして取られたものはなかったが、後部座席の窓が割られ
ていた。僕らのと合わせて計三台が、窓を割られたようだ。戸台で車
上荒らしに遭うなんて。
 途中、警察に寄ってから帰京。

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