日程 |
2001年12月28日(金)〜30日(日) |
メンバー |
(白鳳会)植松、杉山 |
記録 |
(白鳳会)杉山 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
ACMLの皆さん、
今年もいろいろな貴重な情報をいただきありがとうございました。
八ヶ岳でアイスクライミングを楽しんできましたので、報告します。
杉@白鳳会
<日程>12月28日(金)〜30日(日)
<場所>八ヶ岳 広河原沢
<メンバー> 白鳳会 植松 杉山
<参考>アイスクライミング(白山書房)
<時間>
●28日(金)晴れ
8時30分韮崎出発 10時広河原沢の林道に駐車(舟山十字路から2kmほど先)
12時 中央稜分岐付近へ幕営 13時〜15時 右俣周辺の滝で遊ぶ
●29日(土)晴れ
6時50分テント出発 9時5分3ルンゼ入り口 14時阿弥陀南稜P3 15時5
0分テント戻り
●30日(日)風雪
8時テント徹収 10時鹿の湯 12時30分帰宅
<記録>
初日はテントを張った後、午後から周辺で遊ぶ。武藤返しの滝はジャンケンで負けて
植松にリードを譲る。クリスマスルンゼは先週登ったので、対岸のポストクリスマス
ルンゼをラッセルしながら登る。しかし上部の滝は姿形がまったく無かった・・。
2日めは3ルンゼに向かう。新雪が徐々に増えて、途中から膝下のラッセルとなる。
埋まったナメ滝を越えていくと、ついに腰までのラッセルで、トレースも無い。
9時すぎに、相当標高をあげた地点で、正面に1,2ルンゼの氷柱を見つけ、右に
3ルンゼの入り口があった。下部ナメ滝も埋まっていて、ロープは大滝で出す。
自分がリードで中央を登り、終了点の左岸のボルト(新品2本)でピッチを切る。
上部は雪崩が怖いので、二股からルートの短い右岸の氷柱を登ることにした。
8mのV級のリードはなかなか手ごわかった。本チャン装備を背負って
氷柱は初めてだった。(考えてみたら、いつもV級は空荷でやってたんだ)
この上は腰から胸までのラッセルで、3mの小滝の氷柱でピッチを切る。
小滝は登らず、右に巻いて、急な草付きを木登りして、枝尾根に上がる。
この尾根は右俣と本谷の分岐から続くルートで、取り付きから赤テープがある。
ここを上がって、南稜P3下の縦走路に出た。天気は晴れ、天狗尾根の向こうの
山梨県側はガスの中だった。権現への稜線が見事な眺めだ。
この後は青ナギから明瞭なルートを駆け下ってテントに戻った。
3日目は左俣に行く予定だったが、夜半からの新雪が10cmほど積もり
風も強く天気も下り坂なので、潔く撤退を決め、鹿の湯に向かう。
ここで八ヶ岳を撤退してきた仲間と遭遇、風呂上り忘年会となり、帰路についた。
<感想>
先週はクリスマスイブにクリスマスルンゼを登ろうという企画を7人で楽しみ、
広河原沢は2週連続になったが、クリスマスルンゼ大滝がピカ一である。
12月も末になると、3ルンゼはラッセルに終始する羽目になり、時間がかかる。
今回はオーレン谷の計画を断念してこちらにきたが、やっぱり雪が多かった。
来年は12月の前半までに、3ルンゼもオーレン谷もやってしまいたい。
1月早々から、尾白川下流域に行きます。また、レポートします。
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