日程 |
2001年12月19日(日) |
メンバー |
(G登攀倶楽部)鈴木、御山 |
記録 |
(G登攀倶楽部)鈴木 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
G登攀鈴木です。
日曜に、今シーズン初のアイス、八ツの南沢小滝、摩利支天大滝へいってきまし
た。午前は小滝で 、Gの新人、御山さんのアイス講習、午後から大滝で私の本気
トライ。
摩利支天大滝は今週、私たち二人と、一緒に行ったチーム84の今井パーティの4人
しか入っていませんでした(トレースが無かったので)。
氷結情報 摩利支天大滝 ○
中間部10m強がツララ状、上部は傾斜も85〜80度ぐらいまで落ち、氷質も良くな
る。ラインは今のところ、一つしか取れません。
下部〜中間部の核心部は見た目通り難しい。ほとんどアックスも決まらず、フッキ
ング状態が続いてしまう。でもツララ状を抜けるところで、氷柱に背中をあずけての
レストができた。
ツララ状を抜けたところで、4本目のスクリューをねじ込むが腕は完全にパンプ。
少し上がると氷質は一気に良くなる。5本目をねじ込もうとするが、腕が限界に近
い。かろうじてリューシュに引っかかっているだけのような(笑)。上を見ると傾斜
も80度ぐらいまで落ちてきている。そしてこの氷質。「こんなところ落ちるワケが無
い」と言い聞かせ、スクリューを入れるのをあきらめ、ランナウトで伸ばして完登。
やった。
アックステンションなし、という登り方は、単純に面白いと思います。やっぱりテン
ションを入れてしまうと、そこでクライミングが途切れてしまうような。
元山登魂の永岡さんが、「難しい氷では、怖くてアックスにテンションなんか、か
けらんないよ」と言っていましたが、今回ちょっと実感できました。
ただ、私はリューシュの使用をやめる気は、今のところないです。なんといって
も持久力が足りない・・・。
> 上部に行くに従って腕力がなくなり、段々とバイルから指が離れて来るが、頻繁に
> 腕をシェイクしながら腕力を回復させる。限界に近くなってもシェイクすれば何とか
> 登れる程度に回復する。
> リーシュがあったらシェイクできないので、こうはいかないだろう。
まったくその通りです(笑)。
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