日程 |
2001年11月23日(金)〜24日(土) |
メンバー |
(地球クラブ)山岡人志、他3名 |
記録 |
(地球クラブ)山岡人志 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
山岡@地球クラブです。
11月末にいってきた伊豆・海金剛のレポートです。
アプローチの道ですが、特に最初の付近が、以前、有持さんがレ
ポートした通り悪くなっており、注意が必要です(アプローチの
方法は山岡の3月のレポートを有持さんのホームページでも見て
参照して下さい)。
2パーティに分かれ、2つのルートを快晴の天気のなかのんびりと
楽しんできました。
相模労山の香取夫妻+ビスタ(犬)もきていて、香取さんらは、
SuperHARUNA?を登ってました。ルートファインディングが難
しいようです。
キャンプ場に今回は泊まりました。快適です。管理人も親切でした。
到着時にハプニングがありました。23日の朝3時過ぎに着いて、
ふたつのキャンプ場の間の道路脇の駐車スペースにテントを張っ
て寝ようとしていたら、軽トラに乗ったひとが来て、「ここは私
有地だからすぐにでていけ」と言われ、すぐに上のキャンプ場
へ移動しました。夜中の3時半頃でしたので驚きました。みなさ
んもご注意下さい。
<日程> 2001年11月23日(金)〜24日(土)
<場所> 西伊豆・海金剛
<メンバー> L. 山岡人志(地球クラブ・兵庫労山、43歳)
東谷康治(山の会かじか・兵庫労山、53歳)
藤田正晴(ベルグ松濤会・兵庫労山。55歳)
森本英之(岩と雪の会こぶし・兵庫労山、42歳)
<ルート> 山岡・東谷パーティ:「ネービーブルーに抱かれて」
藤田・森本パーティ:「SURF&SNOW」
<行動>
11/22 兵庫県〜伊豆・海金剛の近くのキャンプ場
11/23 山岡・東谷パーティ:3ピッチ目まで終了
藤田・森本パーティ:5ピッチ目まで終了
11/24 残りのピッチをクライミング
山岡・東谷らは終了後海岸の岩場でフリークライミング
<報告者>
「ネービーブルーに抱かれて」:山岡
「SURF&SNOW」:藤田
<記録>
「ネービーブルーに抱かれて」:山岡・東谷パーティ
1ピッチ目:間違えて右隣の凹角にルートをのばす。グレードは上部で
10aくらい。50メートル。山岡リード。1ピッチ目終了点
付近で本来のルートと合流。
2ピッチ目:ブッシュをいったあと左の中央稜に出て上がる。5.9くらい。
ここも50メートル。東谷リード。
3ピッチ目:少し左にいったあと上に上がる。3-4級、A1。50メートル。
東谷リード。初日は時間切れでここまで。
4ピッチ目:ここでもルートを間違え、左の顕著なクラックを登って、
右上し、終了点へ。山岡リード。A1、4級程度。本当は
A2のネイリングで右の浅い凹角状のところをいくべきだ
ったようである。50メートル。
5ピッチ目:右端のクラックを最初は人工。あとはフリーで。A1, 3級
程度。東谷リード。20メートル
4ピッチ目を我々のとったルートをとれば、すべてのピッチがカム類
を使うだけのフリーで登れる可能性があります。懸垂下降は、ロープが
回収しにくいところが多いので注意が必要です。途中、スリング以外全
く残置がなかったのはよかったです。時間差であとを登っていた八王子
の「岩と氷の会」のパーティの方にはご迷惑をかけました。申し訳あり
ませんでした。
「SURF&SNOW」:藤田・森本パーティ
1ピッチ目:30m 確保なし
2ピッチ目:30m/5.9/AA1+ 藤田リード
5.9程度のフェイス、重いギヤーと朝一でそろり、そろり。小さな凹
角を抜けると、ブッシュ。木登りをして、右のランペ状でランナアウ
トするので、バガブーを打つ。大きな潅木でビレー。エイドはしなか
った。
3ピッチ目:20m/5.9/AA1 森本リード
垂直の凹のクラックをキャメとナッツでアブミ。傾斜が緩んだ所から
泥が詰まってて、落としながらキャメ#2、#1.抜けはフリーとな
りいやらしいく、緊張するところか?スラブを登って潅木でビレー。
4ピッチ目:45m/5.7 藤田リード
潅木混じりのスラブ。ランナーを取るのも面倒なので、ただただ重い
ロープを引っ張りながら奴隷のように、時には四足になって歩く。
5ピッチ目: 20m/5.9/AA1 森本リード
やっとすきっとしたクラック垂壁が10数m見えた。ナッツとカムで
のエイドも最後はやっぱり泥を落としながらになった。ボルト2本の
終了点。時計を見ると3時である。隣の山岡・東谷パーティーも降り
るので、今日はここまで。
夕べの宴会の酒が少し残ってるのか、単なる体の訛りか、寝起きが悪
い。40分で取り付き。9時ごろユマーリングの開始。壁がねてるのと、
潅木でてこずる。
6ピッチ目:20m/5.9/AA1+ 藤田リード
10時ごろの登攀再開。トラバース後、昨日、思ってた右奥の凹核横の
クラックはどうも違うルートのようだ。こちらは「リスを直上」とあ
る。上部が消えてるかもしれんが、とにかくネーリングの開始。考え
れば今回では俺は始めてのエイドだ。出だしはナッツ#12、後はピ
トンの連打。バガブ、ロストアロー、ナイフブレードの2枚打ち。な
い知恵を絞ってやっとカンテに。後はスラブのフリー。また潅木でビ
レー。
7ピッチ目:30m/5.9/AA1 森本リード
もろいワイドなクラックをカムで。不安から右の壁にもピトンを2本
ほど打つ。さらに左の壁へネーリングで、最後はいやらしいフリー。
またまた潅木ビレー。
8ピッチ目:20m/5.8/AA1 藤田リード
出だしの凹は泥がびっしり。止めて左の潅木で木登り。10m程の垂
直の綺麗ななクラック。カム3個で右のレッジに乗越す。ビレー点が
見つからない。真上の潅木は不安定だし、取り合えず左にトラバース。
座れる潅木のテラスでビレー。しかしここから懸垂はあまりにも振ら
れ過ぎる。セカンドの森本君に最初見た直上の潅木へ行ってもらう。
終了。
ほとんど登られてないらしく、泥やらですっきりしないかった。
SUPER HARUNA初登者の鴨下です。山岡さんお久し振りです。
どうもラインが違う様子です。
また傾斜が緩いので中央のブッシュ帯の下のクラックは泥が詰まりやすいです。
泥を落として登った覚えがあります。またSUPER HARUNAはオールフリーのライン
です。エイドの場合はHARUNA RAINです。下部城塞左端のの部分のやや前傾した
クラックのフリーが楽しめます。その上は、ネイビーブルーのハンガーでピッチ
をきりました。ネイリングする部分はほとんど無かったので、ラインが違うと思
います。
SUPER RAINは、すっきりしてますよ。
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