日程 |
2001年9月23日(日) |
メンバー |
(沼津かたつむりの会)中村不二人、高橋正子、斉藤勝則 |
記録 |
(沼津かたつむりの会)斉藤勝則 |
写真なし |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
谷川岳/一ノ倉沢/3ルンゼ
沼津かたつむりの会/中村不二人、高橋正子、斉藤勝則
<山行日>2001年9月23日(日) <記録>斉藤勝則
台風一過の秋晴れの連休に、谷川に行ってきました。
<行動>
一ノ倉沢出合い(5:30)〜南稜テラス(7:50−8:20)〜3ルンゼ取付け(8:40−9:00)〜
F2付近(12:30)〜F3付近(13:00)〜国境稜線(17:00)〜西黒尾根 − 巌剛新道〜
一ノ倉沢出合い(21:30)
<山行記録>
前夜は登山センターで3〜4時間仮眠。
23日朝は、一ノ倉沢駐車場に車で移動し登り始める。ヒョングリの滝懸垂ポイント
は、順番待ちのパーティーで一杯であった。
テールリッジを順調に登り、南稜テラスに着いた時には、5パーティー以上の順番
待ちの人達がいて南稜の人気の高さを実感する。休憩後、3ルンゼ取付きに移動のた
め、本谷バンドをトラバースする。
本谷バンドから3ルンゼ取付きへの4ルンゼF滝付近では、浮石だらけなので先行
パーティーの落石を避けながら登攀準備をする。
F1〜スラブは水流があり濡れているが、快適に登る。
F2は、ビレイ点のハーケンが草付きに紛れて見つけ難く、もたつく。リーダーか
ら素早く支点を見つけるのも技術であるとの指導を受ける。
F3では、トップが終了点到着後、上部ルンゼ付近から多数の落石が発生した。下
でビレイしていた私と高橋は、流星雨のような落石を目にし無我夢中で岩陰に隠れ難
を逃れる。リーダーも無事であることを確認し胸を撫で下ろす。
上部スラブ帯は支点が少なかったので、緊張した登りの連続となる。
草付きスラブの登りは、傾斜がきつく又、足場も悪かったので、ここが本当の核心
部かと思わせる所であった。熊笹の薮漕ぎに苦しみながら、夕暮れまじかに国境稜線
に出る。自然とメンバー全員の顔に笑顔が出る。
終了点から国境稜線までは、踏み跡が判然としない。最近登っている人が少ないよ
うだ。
この後、暗闇の西黒尾根 ― 巌剛新道を下って一ノ倉沢出合いに戻る。
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