コップ状岩壁/JMCCルート

日程
2001年9月29日(土)
メンバー
(ARIアルパインクラブ)有持真人、藤川勝人
記録
(ARIアルパインクラブ)有持真人
写真なし
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


有持です。

 谷川のコップ/JMCCに行ってきましたので簡単に報告します。

<日時>   2001年9月29日(土)
<場所>   谷川岳/一ノ倉沢/コップ状岩壁/JMCCルート
<メンバー> ARIアルパインクラブ/有持真人、藤川勝人
<所要時間> 4時間

<行動>
一ノ倉沢出会(06:30)〜JMCC取付(07:30/0745)〜終了点(11:45/12:15)〜
一ノ倉岳(12:45/13:00)〜谷川岳〜西黒尾根〜一ノ倉沢出会(14:40)

<記録>
 テールリッジへ向かうパーティは結構いるが、コップに行くパーティはほとんど
いないので、ゆっくりと仮眠して遅めに出発。コップは貸し切りだろうと思っていた
が、コップスラブで先行パーティと遭遇。親切にも先に行かせてくれた。丁度1時間
で取付着。コップスラブはノーザイルだったが、チョット悪い所が何カ所かある。

 1P目は、有持リードで登攀開始。簡単だがほとんどランナウト。2P目は草付きが
悪い。ハングの取付でピッチを切る。

 垂直の下部の支点は信用ができないので、しっかりしたボルトに届くまではチョット
緊張する。核心のハングの庇トラバースは、2本目の支点が変色した3oシュリンゲ
なので、あまり暴れると切れる可能性がある。足が岩には付かないので身体が回ら
ない様に要注意。ハング上の垂壁でハンギングビレー。

 その上部は、支点の間隔が遠いところが数カ所あり、微妙なフリー混じりで登って
いく。IV、A1の箇所は湿っており、腐りかけた支点と悪い草付き登り。

 途中で、ハーケンが抜けて1回墜落。セカンドだったのですぐに復帰。この草付き
では、谷川独特の悪い草付き登攀を堪能できた。

 11:45分に登攀終了。丁度4時間だった。南稜を下降しようかと思ったが、最近
運動不足なので、国境稜線を回って西黒尾根から下山する事にする。谷川岳山頂
は黒山の人だかりで頂上はパスしてそのまま下山。14:40に一ノ倉沢出会に到着。

 国境稜線でもまだ紅葉ははじまっていなかったが、秋晴れのすがすがしい一日で
あった。

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