＜山　行　記　録＞

皆さんこんにちは。獨標の寺田です。

私も５月１９日（土）会の後輩と２人でマチガ沢に行ってきました。
当初予定ではボードを背負って本谷をつめ、稜線から滑降と考えていました。
ところがＳ字屈曲部から三ノ沢上部あたりまで、沢筋は泥のデブリで埋まっていまし
た。とりあえず下降時にボードをはずして歩くことになっても、稜線まで抜けようと
考えていました。ところが一転にわかに掻き曇り、雷鳴とともに雹が降り始めまし
た。ツェルトを被ってやり過ごそうかとも考えましたが、目の前で雷が鳴っている状
態です。びびったのは言うまでもありません。一目散に退散です。途中泥の上も滑っ
て下ったため、出会いについて沢の水でボードを洗うとソールは傷だらけ．．．。駐
車場に戻るころには土砂降りの豪雨。シーズン最後のボード山行が、トホホな結果と
なってしまいました。

本谷上部では岩が出ている部分や、クレパスなども遠望されました。今シーズン稜線
からの滑降はもう無理でしょう。
下部はまだまだ雪があり滑走可能です。

来シーズンはもっと早い時期に、東南稜を交えた山行を行うつもりです。

ＰＳ：雪崩の危険があるため指導センターから先のクルマの乗り入れは出来ませんで
した。今後入山されれるかたは事前にご確認ください。

参考タイム：指導センター（８：３５）−マチガ沢出合（９：００）−敗退決定（四
ノ沢と三ノ沢の中間部）（１１：３０）−出合（１２：２０）−ロープウェイ駐車場
（１３：２０）