富士山/富士宮口(サミットフォール偵察+スキー滑降)
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日程 |
2001年5月1日(火) |
メンバー |
(ARIアルパインクラブ )有持真人(単独) |
記録 |
(ARIアルパインクラブ )有持真人 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
有持です。
富士山のサミットフォールの偵察に行ってきましたので報告します。
<場所> 富士山/富士宮口(新五合目)
<日程> 2001年5月1日(火)
<メンバー> ARIアルパインクラブ/有持真人(単独)
<行動> 新五合目駐車場(07:40)〜富士山頂(10:30/11:35)〜新五合目(12:05)
(登り)2時間50分 (滑降)30分
<記録>
今日は、連休の中日と言うこともあり、以前から登ってみようと思っている富士山の
サミットフォールの偵察に行ってきた。
早朝に自宅を出発し、東名をひた走り御殿場ICで降りて富士宮口へと向かう。
元料金所にはゲートがあり、午後5時から御前8時までは閉鎖だと書いてあるが、
下り車線から入れば簡単に通過できる。道路は、氷結などは全くなし。
新5合目の駐車場から山頂を眺めると、今年は雪が少なく中間の雪が切れている。
しかし、たいした距離ではないので何とか滑れそうだ。
登山道ではなく、直上している雪渓を休憩なしでひたすら登り、2時間50分で山頂に
到着。
早速、サミットフォールの偵察をしてみるが、やはり氷瀑のかけらも残っていない。
まあ、今日は、山頂の日溜まりでは気温が10度もあるので、氷瀑なんかが残って
いる方がおかしい。
去年の連休明けに来たときにも全く氷瀑はなかったので、3月下旬から4月上旬あ
たりがいいのかもしれない。来年は、もう少し早めに偵察に来よう。
さて、このままただ下山するだけではつまらないので、例のごとく山頂からFREE
TREKで滑降を開始する。
出だしは100mぐらい雪面があったが、雪が少ないせいもあり岩がゴロゴロし始め
て、スキーで歩いたり、下ったりして岩を避けながら歩いていく。
しばらくすると、岩もなくなり大雪面が広がってくる。登ってきた斜面はかなり岩が多
かったため、下界をみて登山道の左側の大雪面を途中まで滑降することにする。
雪質は、極上のザラメ雪で傾斜もそんなにきつくないので、快適にカービングターン
をきめて滑っていくと、登山者が雄叫びをあげている。天気もいいし、快適、快適。
このまま大雪面を滑降したい所だが、このまま行くと新5合目までは滑降できないの
で、二つ目の小屋(たぶん8合小屋)から、登ってきた斜面に戻るために登山道を横切
って右側に滑っていく。
しかし、雪がほとんどなく、岩がゴロゴロしていて滑ると言うより歩いていると言った
感じだ。滑降していても、ガリ!ガリ!と嫌な音が・・・・・・。
案の定、FREE TREKの裏側が傷だらけ・・・・・・・。(;_;)ウルウル
しばらくすると、また快適な雪面がはじまる。その後、雪が無くなるので、一度スキ
ーをはずして50mほど歩いて最後の大雪渓に滑り込む。
この雪面は、雨のためかデコボコしており滑りにくいが駐車場のすぐ横まで滑降
する事ができた。山頂から約30分で到着。観光客の質問責めにあう。(^^;;;
去年は、連休明けだったにもかかわらず雪が多く、山頂から全て快適に滑降でき
たが今年は雪が少なく、おかげでFREE TREKが傷物になってしまった。
それと、サミットフォールを目標にしている方がいましたら、今年はあきらめて下さ
い。来年に期待しましょう。
ではでは。
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