日程 |
2001年4月7日(土) |
メンバー |
(ARIアルパインクラブ)有持真人、前田一郎 |
記録 |
(ARIアルパインクラブ)有持真人 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
有持です。
土曜日にFREE TREKで乗鞍岳に滑りに行ってきましたので、簡単ですが
報告します。
<日程> 2001年4月7日(土)
<場所> 乗鞍岳
<メンバー> ARIアルパインクラブ/有持真人、前田一郎
<行動> 国民休暇村(08:10)〜乗鞍岳(11:30/12:10)〜国民休暇村(12:50)
<記録>
今回は、以前から一度行こうと思っていた乗鞍岳山頂からの滑降に行って来た。
アプローチで、てっきりスキー場のリフトが使えると思っていたが、3月31日
で営業終了となっていたため。国民休暇村の駐車場に車を置いて登ることにする。
駐車場のすぐ横から雪があるので、シール歩行が最初からできる。途中の急斜面
では、スキーが88cmしかなく、接雪面積が少なく滑ってしまい登れないので、
スキーアイゼンをつけて登っていく。
気温が高く、シャツ1枚でも寒くない。気温がかなり高いせいもあり、雪がかな
り腐っていてグサグサだ。
樹林地帯を抜けると大雪原が広がり、ここを滑るのかと思うと嬉しくなる。
先行パーティが3名いて、乗鞍岳の肩のノーマルルートから登っていたが、我々
は、乗鞍岳の左側にある尾根から山頂に向か事にする。こちらは、途中でスキーを
脱いでアイゼンに履き替えなければならないが、ノーマルルートより遥かに早い。
所要時間は、駐車場から山頂まで3時間30分。
この日は、一番で山頂を踏んだ。天気は無風快晴で、文句なし。早速、祠の前で
FREE TREKを履き、滑降を開始。祠の下部10mぐらいは岩があるので、
避けながら歩いていく。
祠から下を見て、右側のちょっと狭いルンゼと左側の広い雪面が滑降の対象とな
る。今回は左側の広い斜面を滑降する事にした。我々が一番乗りだ。
傾斜は約30度、雪質は適度に柔らかく雪が少し重いが、雪崩の心配もなく、正
面に前穂高を見ながら、まったく荒れていない綺麗な雪面に快適にシュプールを描
いていく。「爽快、爽快」こんなに快適だと嬉しくなってしまう。
先日の鹿島槍ヶ岳/北股沢と比べると緊張感はないが、クラストした個所も無く
、雪質も良好なので十分に楽しんで滑降ができた。
雪原の暖傾斜帯を滑っていると、続々と大勢のスキーヤーが登ってくる。
約40分で駐車場に到着。
今回もそうだが、FREE TREKは、各登山用品店では、すべて売り切れに
なっているほどの人気商品なのに、実際に山で履いている人はまだ見たことがない。
やはり、88cmと短い事もあって、山で使う事を敬遠している人が多いのかも
しれない。
しかし、しっかりと練習をすれば十分に山でも使えるので、FREE TREK
をお持ちの方は、一度、山でお試しください。
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