鹿島槍ヶ岳/東尾根

日程
2001年4月7日(土)〜8日(日)
メンバー
(ARIアルパインクラブ)藤川勝人、他1名
記録
(ARIアルパインクラブ)藤川勝人
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


藤川です。
鹿島槍東尾根に行って来ました。
鼻の頭と首の後ろが日焼けで真っ赤。

<行動>
4/7  大谷原0630-一ノ沢ノ頭1020-二ノ沢ノ頭1150-
       第一岩峰上1600

4/8  第一岩峰上0645-第二岩峰上0810-荒沢ノ頭0830-
       北峰0900-南峰1000-冷池山荘-赤岩尾根への分岐
       1200-大冷沢1400-大谷原1445

<記録>
4/7林道からの登りでは、先週末の雪が足首ぐらいまでだったが、
天狗尾根が見える辺りから第一岩峰基部までは、脛から膝
ぐらいまでの雪があった。
日が昇るにつれ、足元から20cm前後の表層雪崩がちょく
ちょく出る。荒沢奥壁や爺ヶ岳からも流れている。
このまま落ちきってくれれば、来週の北壁はいい状態になるかも。
先行も後続もいない貸切り状態の中、第一岩峰に取り付く。
雪が多いため終始雪壁登りで抜け出た。

4/8高度感のある雪稜を登り、第二岩峰に取り付く。
予想していたより傾斜もなく、フリーで快適に乗っ越す。
荒沢ノ頭で北壁を登ってきたパーティと会い、様子を聞く。
北峰で大パノラマを堪能後、南峰経由で赤岩尾根を目指す。
冷池山荘付近は雪庇の張り出しも大きく、慎重に進む。
赤岩尾根へは、雪の状態も安定しているので分岐からトラバース
し、ひたすら下る。が、腐った雪に時々足を捕られ疲れるうえ、穴の
中の太い木に膝をしこたまぶつけて、以後ゆっくり下る。

<感想>
東尾根は快適な尾根だったが、南峰〜冷池山荘〜赤岩尾根が
結構長くて、ラッセルもあったので少々疲れた。
一週間前の雪は二日間でだいぶ腐ったか落ちたので、一週間後
には安定してくるかも??

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