日程 |
2001年2月10日(土)〜12日(月) |
メンバー |
(ぶなの会)三浦、増井 |
記録 |
(ぶなの会)三浦 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
三浦@ぶなです。
3連休に会のもの(増井)と大谷不動に行ってきましたので簡単に報告します。
滝はすべて発達しているが、ここも雪が多い。
アプローチは峰の原からスキーで入り、初日は不動の前の滝に行きました。出合いか
らワカンで30分ほどラセル。滝は広川さんのガイドブックの写真よりさらに発達し
ています。左の青氷から取り付き、右に回りこんでピッチを切り、上部の氷柱は右の
つららにステミングで直上。氷の状態はいいです。
懸垂は潅木で50mぎりぎりでした。
翌日は本流へ。F1は5mほどになっておりフリー。F2は発達している。右から取
り付き直上40mでピッチを切る。堅い安定した青氷。上部のすっきりした氷柱を抜
けて立ち木へ。こちらもぎりぎり50mで懸垂。F3は雪でかなり埋まってそうだっ
たので省略。
F2下右壁の氷バクへ。黄色で少しやわらかい氷。発達してガイドの写真とは少し異
なる形状。下部はチムニー状氷柱に。バックアンドフットが決まる。上部は左氷柱の
コーナーをステミングで。ここも上部を抜けてからの立ち木までの距離を考え2ピッ
チにしました。登攀中、チリ雪崩を一発くらう。懸垂は50mでOK。
最終日、左岩壁右ルートへ。F1はカリフラワー状から氷柱を左から登る。15mほ
どのぼったところでアックスを打ち込んだ瞬間にドスンという恐ろしい音で亀裂が入
る。怖くなって下降。
その後不動裏の滝へ。半分雪を被ったF1はフリー。F2は左へ。比較的やわらかい
氷で登りやすい。少し水がたれるが快適。45mで立ち木。懸垂。
帰りは重荷で苦労した。
<他のルート状況>
・右F2:発達している。
・左岩壁左ルート:F1は発達しているが左側の氷柱の途中に亀裂がある。(遠目か
ら)ラインを選べば登れそう。F2も発達している。
・中央ルート:F1の上部がやや不安定に見える。F2ペンシルはものすごく発達。
一番見栄えがいい
各ルートとも雪崩に若干の注意が必要か。
・花谷さんらが登った前々沢も今度いってみたい。
PS
富山登攀クラブのおふた方にはルート状況等、いろいろと教えていただきありがとう
ございました。
★ エリア別山行記録へ戻る ★ INDEXへ戻る