日程 |
2001年2月3日(土) |
メンバー |
(韮崎白鳳会)クニさん44歳、植松さん40歳、原沢さん35歳、杉47歳 |
記録 |
(韮崎白鳳会)杉 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
皆さんこんばんは
今日、南ア前衛日向山の濁り沢流域にアイスクライミングに行ってきました。
ここ数日の冷え込みで氷はばっちり。積雪1mの林道アプローチは
スキーを使って、快晴の青空と素晴らしい休日を満喫してきました。
杉@韮崎白鳳会
===
1概要
1月以来の毎週末の大雪で濁沢林道も積雪1m。久々の快晴に恵まれた土曜日に
スキーによるアプローチで夕暮れの滝(4級+〜5級―)のアイスを満喫した。
2記録
<日時>2月3日(土)
<メンバー> クニさん44歳、植松さん40歳、原沢さん35歳、杉47歳
<山域>南アルプス前衛 日向山 濁沢流域
<天候>快晴
<時間>8時30分韮崎出発 9時30分濁沢林道(R20より1km地点)駐車
9時50分スキーにて出発 10時30分ゲート 10時45分夕暮れの滝
11時〜15時アイスクライミング 15時30分車戻り 16時15分武川の
湯
17時30分韮崎戻り
3詳細
先週大雪の中を白鳳会の植松パーテイーが濁沢林道にアイスクライミングに入り
2kmの距離を4時間かけてラッセルしたという情報を聞き、山スキーを持参した。
杉はテレマーク、クニさん山スキー、原沢さん山スキー、植松さんスノーシュー。
林道の除雪は全く行われてなくて、先週の踏み跡がそのまま残っている。
スキーを履いてバイルとメットのザックを背負った我々は、ROCK&SNOW誌か
ら取材されそうなかっこよさだよな、と自画自賛の記念写真を撮る。快晴の青空。
2kmの林道を楽しむこと50分、ゲートを超えてから左手に見える二つめの滝
(夕暮れの滝)に到着した。滝の下部は両岸からの雪崩で2mほど埋まっている。
杉リードで4級+程度のラインを登り、左岸の立ち木にトップロープをセット。
この滝は八ヶ岳の南沢小滝程度で今日は完全に凍っている。
中央バーチカルが5級―程度で練習にはちょうどいい滝である。
2人ペアでトップロープと残置スクリューを使ったリード練習を同時にできたの
で、中身が濃いアイスクライミングとなった。全員が2〜3回登ったところでクニさ
んが入れたコーヒーをいただく。雪の中で飲むドリップコーヒーの旨さは格別だ。
午後からはトップロープでムーブの研究とアイスボルダリング。ボルダ-で落ちて
も、深い雪が天然のマットである。そのうち原沢さんがすっぽ抜けたバイルを眉間に
当て、出血、傷は浅いので記念写真を撮る。次回からはゴーグルがあったほうが
よさそう。
一人10本は登っただろうか、もう十分だと思う頃、午後2時30分に帰り支度を
していると、若者の4人パーテイーがやってきた。G登攀クラブの面々である。
全員がフリーソロで登りはじめたのを見て、その若さに驚くやら羨ましいやら。
しかし彼らはつぼ足でラッセルしてきて、我々のスキーを見て羨ましそうな顔だっ
た。そう帰りはラクチンだもんね。10分で林道をすべり降りて車に戻った。
先月武川の国道20号のそばにオープンした、むかわの湯に入る。入場料500円
であるが、きれいで広くすばらしい温泉である。
風呂上りの後のビールも最高だった。
4感想
今年のような積雪量の多い年は、スキーによる林道アプローチは最高である。
アイスクライミングとスキーハイキングを満喫した素晴らしい休日だった。
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