日程 |
2001年1月20日(土)〜21日(日) |
メンバー |
(信州大学山岳会)花谷泰広、その他 |
記録 |
(信州大学山岳会)花谷泰広 |
写真 |
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ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
皆様こんばんは。花谷@信州大学山岳会です。
今週末に信州の大谷不動に行ってきました。
以下はその記録です。
1月20日(土)
峰の原スキー場より山スキーでアプローチ。約2時間で大谷不動へ。
スキー場から見た感じでは、左岸壁の3ルートはF1・F2ともにどれもつながって
いました。氷の状態までは分かりません。また不動前も立派に成長していました。
我々はパートナーの中嶋(信州大学学士山岳会)がかねてより目をつけていた、不動
前の谷の1本手前(西側)の谷に入りました。ここは、「アイスクライミング」には
紹介されていませんでしたが、林道からなんとなく滝があることが分かり、行ってみ
ることにしました。
激しいラッセルを約1時間でようやくF1を発見。ほとんど埋まっている5メートル
くらいのものですが、一応F1としておきます。
ここを超えるとF2が堂々とそびえていました。ルートはいろいろ取れますが、やや
左よりの傾斜のあるところを選んで取り付きました。出だし10メートル弱が80度
くらい。そこから先は70度くらいでした。50メートルザイルいっぱいで終了。
フォローの中嶋が来て、一応上を偵察に行きました。するとさらに20メートルくら
いのF3を発見。傾斜もまあまああり、2人で喚起の雄たけびを上げました。その日
は遅くなったのでいったん下降しました。
1月21日(日)
雪もあまり積もらず、前日のトレースをたどって、F2下で準備をして登る。この日
はF3が目的だったので、F2は右の弱点をついてさくっと登る。
F3は、滝の左側から弱点をついて登りました。所々氷が薄く緊張させられました
が、約25メートルの快適なルートでした。W+〜X−位だと思います。(すみませ
ん、よくグレード分からないので)
その上には滝はありませんでした。
下降はすべて立木を利用。
初心者用のルートが少ない(ない)大谷不動ですが、初心者や身体慣らしにはちょう
どいいルートだと思います。
「ほんとにここに滝があるの」というような谷でした。しかし、結構充実しました。
(特にラッセル)
大谷不動に入られる方はワカンがあった方がいいと思います。結構雪が深くて、登る
前に体力をうばわれます。
この谷の登攀記録を見たことがありませんが、誰か知りませんか。JECCの廣川
様、ご存知ないでしょうか。ひょっとしたら登られているかもしれませんね。
今シーズンは氷が絶好調?
この機会を逃すと次はいつになるか分からないので、できるだけいろいろ登っておき
たいものですね。
最近米子不動に行かれた方は、情報を下さい。
よろしくお願いします。
花谷さま
廣川です。
1本手前は、なんかあるなと狙っていたのですが、地形的にみて多分傾斜は緩いの
じゃないかというのと、記録にある通り、ラッセルが予想される一報で外す可能性
もあるので、最後に回していたのですが、狙った時に雪が降ってしまって私の周辺
=JECC絡みでは行ってません。
JMCCは行ってないと思います。最近あのあたりに行っている人はACMLにア
クセスがある人やその周辺の人が多いように思いますので、 なんにも反応が出てこ
なかったら、初登の可能性ありだと思いますが。
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