日程 |
2000年12月14日(木)〜20日(水) |
メンバー |
(ARIアルパインクラブ)小林竜夫、その他 |
記録 |
(ARIアルパインクラブ)小林竜夫 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
結論をいえば、今回は氷河スキーだけで終わりました。
入ったその日に、山にあがる大きな2つのリフト(グラモンテ、エギューユ・で・ミディ)が
故障し、23日まで運行停止となってしまったからです。
街近くの、滝の氷も発達せず、アイスは出来ませんでした。
ガイドの斉藤さんも、「あまりないことだ」と気の毒がってくれました。
簡単に報告をまとめておきます。
@日程
12/14(木)夜、シャモ二入り。街の根雪初日。
12/15(金)雪のち曇り。メールドグラスのクレバスでアイス訓練。
12/16(土)曇りのち晴れ。ロニヨンのゲレンデにて、スキー。
17時、3800mでマイナス23度。
12/17(日)快晴。
ロニヨン→シール登高→グラモンテ頂上直下(3000m付近)
→東面からアルジャンチエール氷河を滑降→ロニヨン着
17時、3800mでマイナス24度。
12/18(月)快晴。ブレバンにてスキー。
午後、モンタンベールへ。ドリュ西壁からジョラス北壁までくっきり可視。
12/19(火)曇り。シャモニ発
12/20(水)成田着
A費用
・航空券(スイス航空・チューリヒ経由、成田ジュネーブ往復81000円)
・レンタルスキー約9000円
(3日分 板、ストック、兼用靴、シール、スキーアイゼン込み)
B感じたこと
・「意外と好天が多いのでは」という印象。
14日付「ルモンド」の天気図あり。地中海に高気圧がある。
それから2日後〜3日後、絶好の登山日より来たる。
・寒さについて
「寒いときの八ヶ岳くらい」と聞いていたため、特別の装備なし。
毛下着、フリース、雨合羽でスキーは充分。
但し、ミディ針峰あたりの雪煙は相当に感じた。
登坂のびれい中では不充分の模様。
・スキー
アプローチに必要不可欠の印象。
坪足では、3000mのウインディな部分で、胸までもぐったところあり。
他のパーティではショートスキー持参多。
高山では、どの取り付きまでも、雪崩とヒドンクレバスの危険が多少なりともあるなあ
という感じ。
Cまとめ
・今回の山行のきっかけは、去年の杉並労山の記録。
クリスマス後の1週間だけでもかなりアイスを楽しんでいたようだったので、
チャレンジしてみたのですが・・・。
まあ、それでも、「また冬きてみてもいいかも」という感じです。
以上です(小林)。
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