＜山　行　記　録＞

　安藤＠NCCです。

　飽きもせず、明星です。

　日時：１０月１５日
　ルート：明星山P6南壁マニフェスト
　メンバー：安藤（NCC)、村岡(無所属）

　１０月１４日　新潟（23：00）-小滝ヒスイ峡キャンプ場（1：30）
　安藤号で、一路糸魚川を目指す。高速は巻潟東から糸魚川まで利用。料金は２９５
０円（軽車両）。
　小滝には不思議な酒屋がある。普通は23時以降は酒たばこの自販はつかえなくなる。
だけれど、そこの自販は昔からつかえる。一軒しかないので、すぐわかるでしょう。

　１０月１５日　キャンプ場（7：00）-７ピッチ目終了点のテラス（11：00）-P6の
頭（15：00）-さちこが居るヒスイ屋（16：30）
　天気は薄曇りで丁度良いコンディションなのに、我々を含めて４パーティーしか居
ない。それも全員新潟の人だ（左岩稜、左フェース、フリースピリッツ、我々）。

　テントを撤収して、さちこのヒスイ屋駐車場まで車を移動。さちこのヒスイ屋脇の
下降路を降りて、南壁基部へむかうが、藪が落ちて歩きやすくなっている。

1P　３級　村岡リード　ほとんどピンはない。

2P　5.9　安藤リード　１３日の雨が抜けきって無く、クラックから水がしみ出して
いて悪い。出だしのクラックがヌルヌルで登れなかったので、痛恨のキャメ、エイリ
アンの２ポイントのA0。その後、クウィーンズウエイと分かれて、ダイレクトルート
と合流。

3P　10.a　村岡　ダイレクトルートのボルトラダーをたどる。細かいホールドを拾い
ながら、快適なスラブ登り。ボルト間隔は短いので、思い切って登れる。

4P　10.a　安藤　3Pよりも快適。カチホールドが気持ちよく、フリクションも良好。

5P　10.b　村岡　ダイレクトルートのボルトラインより左側を登って小ハングをこえ
る。核心はこの上のスラブ。縦エッジに決めた（はず）左足が滑ってセカンドの安藤
１Ｔ・・・ショボイところで落っこちてしまった。

6P ５級　安藤　やや脆いピッチ。１５ｍ位登ってピッチを切れるが、中央バンドか
らの落石にさらされるので、もう３０ｍ登って４５ｍだして切った方がよい?エイリ
アンがばしばし使える。残置ハーケンはききがわるい。

7P　３級　脆い中央バンドのトラバース。

8P　10.b　村岡　クラックとフェース。安藤が最初、トップで行くが、なぜか核心が
越えられない。数週間前はさっくりと登ったはずなのに・・・。途中で選手交代して、
村岡さんに登ってもらう。核心部はちょっとだけランナウトするが、改良ボルトが利
いているのでそんなにプレッシャーは無い。心配ならば、エイリアンを決めればよい
でしょう。このピッチの上部はやや脆いのでちょっと注意がいる。

9P　３級　安藤　ボロボロのピッチ。傾斜はないが、ランニングがとりにくい（必要
とも感じない）。

10P　４級　やや脆く、ランニングもとりにくい。終了点には古いザイルがフィック
スされている。昔のしんぱく取りのロープであろうか？

11P　10.d　村岡　核心の鷹巣ハングからは、シミだしが雨のように降っていた。核
心部のスラブ上の甘いスタンスがニュルニュル。安藤はたちこんだ瞬間滑って落っこ
ちてしまった。ここでも痛恨の1T and A0　。トップ村岡も結局 A0。

12P　5.8？ 安藤　もちろんハング下トラバースもびしょぬれ。細かいエッジがいい
具合に立っているのでフリクションは問題ないが。アンダーがニュルニュルであまり
気持ちよくない。
　だけれど、キャメとエイリアンがばしばしつかえるので、結構楽しいピッチ（こう
いうフリーが好きだ）。
　終了点の枯れ木からほぼ直上８０ｍで、安定したテラスにあがれる。そこからは、
スニーカーで踏み跡をほぼ忠実にたどり、小滝川へと降りる。
　明るい内に下山できれば、駐車場でさちこがお出迎えをしてくれます。しょっちゅ
うかまっているのだが、なかなか懐いてくれない。