日程 |
2000年8月13日(日) |
メンバー |
(沼田山岳会/北大山の会)青野啓介、(沼田山岳会)平田光一 |
記録 |
(沼田山岳会/北大山の会)青野啓介 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
)
日程 8月13日
ルート 水無川 オカメ沢 左スラブ
メンバー 清野 啓介 (沼田山岳会 北大山の会)
平田 光一 (沼田山岳会)
真沢〜祓川を計画していましたが日程の都合付かず偵察をかねてオカメ沢に
行って来ました.
7:30 十二平 発
8:10 デトノアイソメ 着
十二平にテントが在った暁のパティーが東不動の方向に登って行く
のを確認、大声でコールするも応答なし.デトノアイソメには巨大
な雪渓が残っている、例年の6月頃でもこれ程は無いように思われ
るが.
9:30 オカメ沢出合手前(大石の滝) 着
滝ノ沢〜暗狭は雪渓なし、大石の滝に不安定なスノーブリッヂが架
かっている右岸を巻き懸垂で出合の雪渓に降り立つ.直後にスノー
ブリッヂ崩壊.巻いて良かった!
10:00 オカメ沢出合 着
本谷の雪渓がズタズタで登れないため左のルンゼに入り本谷左の肋骨
状リッヂを目指しトラバース、シュルンドの狭いところを選んで飛び
移る.肋骨状リッヂから左の凹角状ルンゼに懸垂.流水溝に沿って登
り少々かぶった滝状を越したところで本谷にトラバースを試みるが、
逆層のスラブが続くため断念.このままスラブを直上することに決め
る.本谷に入るにはかなり下で肋骨状リッヂを越えないと戻れないよ
うだ.その後は中途半端な傾斜の逆層スラブを頼りない灌木にビレイ
を取りながら8Pでオカメノゾキの稜線へ.こんな所を登る人もない
のだから残置が無いのは当たり前だが、ルートファインディングに手
間が掛かり大幅に時間オーバー、ルートを甘く見すぎたようだ.
17:00 オカメノゾキの稜線 着
17:30 〃 発
18:10 荒山 下降開始
19:00 下降路が見つからずビバーク
合羽を着て寝たが肌の出ているところはヤブ蚊に刺されてボコボコに
なる.
鉱山道尾根は多数のパーティが迷っているらしく色々なところ
に踏み跡や赤布があり判断に苦しみます.デトノオオナデ沢が右手に
在ることを意識して、西側の沢に引き込まれないように注意して下降
すれば標高1,000Mあたりで尾根上にハッキリした道が見つかります.
14日 8:00十二平 着
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