中央稜

日程
2000年8月12日(土)
メンバー
(ARIアルパインクラブ)塚本智史、豊山孝子
記録
(ARIアルパインクラブ)豊山孝子
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


豊山@ARI若葉マーク2号です。

土曜日の計画をMLに出さずにすみません。

谷川初チャレンジで、”ARIの若葉マーク”コンビ:塚・豊が
中央稜に行ってまいりました。
以下山行記録を添付いたします。


< 山行記録>*********
福たけ号でAM00:30昭島駅で塚本さんをピックアップ。その後
一路谷川へ。

AM03:00
谷川一の倉沢出合いの駐車場に到着。

AM03:30
起床。眠い目をこすりながらうだうだ準備を始める。

AM04:00
有持・福島Pと塚本・豊山P衝立岩の取り付き目指して出合いを出発。
ヘッドランプをつけながら、一般道を詰める。左側の沢の音を聞きながら
暗い道を浮石に気をつけながら歩き出す。
雪渓が残っており、テールリッジまで快適な雪渓歩き。
寝不足のせいか足取りは重い。
テールリッジと雪渓の境はそろそろ間隔があき始めており、
岩盤と雪渓との間の岩を便りにつるつるの岩をあがることに
恐怖を感じる。(私のみかな?)(^^;)
テールリッジはここが核心か?と思わせるほどの一枚岩。

AM05:15中央稜取付到着。
ここで朝ご飯と装備の装着。
凹状と2ルンゼに行く2Pに会う。

AM06:15
有持・福島Pは右フェースへ塚本・豊山Pは中央稜へとわかれる。

1P(豊山リード)
気持ちのよい登攀。硬い岩と浮石について聞いていたため恐る恐る
2度3度感触を確かめてから岩をつかむ。

2P(塚本リード)
気持ちよく登っていく。岩も土も湿っておらず快適な登攀を
楽しむ。(ザイルの流れが悪くなったのでテラスの少し下で切る)

3P(豊山リード)
本来の2P目終了点のテラスの位置を間違え、左側のルンゼに突っ込む。
左にルートを取ると難しい登攀となるため、 注意を喚起されるが、
登攀に熱中するあまり左と右を間違える。
細かい凹角部分を登攀。ルート図には3級A0と書いており
3級A0はこんなに細かいのか???と毒ずく。
凹角の上でピッチを切る。
テラスまでのルートの直線上あるいは多少右よりのルートが上記のルート
である。ボルトに3mmシュリンゲが2個ほどあり、その上に3Pの終了点
らしき支点が見える。

塚本2P目終了点のテラスまでくると、豊山がルートを誤っていることに
気づき、ルート修正を求める。
懸垂でテラスへ下降。ロスタイム1時間弱。
ほかのPがこないことをいいことに小休止。

気を取り直して、3P目豊山リード。
ガバが多く足がかりもあり気持ちがよい登り。
ハーケンはルート上に多々ある。A0の必要性は感じない。

南陵、2ルンゼ、変形チムニーにとりついている3Pを確認。

4P(塚本リード)
核心の4P目、余裕の登攀。手がかり足がかりともに十分楽しく
登攀できたようだ。

5P(豊山リード)
このあと、いけるところまでピッチを伸ばす。
凹角まで。凹角は湿っていて水が湧き出ている。階段状のため湿りで足を
滑らせない限り大丈夫だろう。

6P(塚本リード)
フェースを登りあとはどんどん登るのみ

7P(豊山リード)
登れば登るほど傾斜は落ちてくる。

8P(塚本リード)
衝立の頭を確認。

9P(豊山リード)
ザイルはいらない程度。
終了点に到着(10:00)
その後、北稜下降(ダイレクトカンテ終了点で有持・福島Pと合流)

ルートファインディング、諸動作の速さ、登攀のスピード等
全体的には今後の課題がよくわかった山行となった。

所要時間3時間45分(実質所用時間2時間45分)

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