日程 |
2000年8月5日(土) |
メンバー |
(宇都宮クライマーズクラブ・グループ・ド・ミソジ)豊嶋、(明治大学山岳部炉辺会)早川 |
記録 |
((宇都宮クライマーズクラブ・グループ・ド・ミソジ)豊嶋 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
谷川岳一の倉沢烏帽子沢奥壁南稜フランケエキスパートルート〜中央カンテルート
先週は、すべて同ルートをフォローに回されたので、物好きだなぁと思いながらも、
今回は2,3ピッチ目をリードしにきた。
2000年8月5日(土)天気:曇り時々晴れのち雷雨
メンバー:豊嶋(グループ・ド・ミソジ/明治大岳山岳部炉辺会)、早川(明治大学山岳部炉辺会)
○8月4日(金)宇都宮⇒土合駅
夜、宇都宮を発ち、新前橋駅にて早川と合流し、土合駅へ。
土合駅道路をはさんだ駐車場にて幕営。
○8月5日(土)
出合(5:05)〜中央稜基部(5:40〜6:10)〜南稜テラス(6:10〜6:50)
〜エキスパートルート終了点(8:45)〜南稜テラス(9:20〜10:00)
〜中央カンテ取り付き(10:10)〜終了点(13:00)〜6ルンゼ下降点(13:30)
〜南稜テラス(14:30〜15:00)〜一の倉沢出合(16:30)
駐車場にて、準備して途中登山届を提出し出会いへ移動。雪渓は、
先週よりも多少だが少なくなっている。しかし、まだまだ多い。テールリッジまでの間、
大岩の周辺は穴が空いているので、暗いときは踏み抜きそうで怖い。
中央稜基部にて一休みし、早川を待つ。まだ、空は曇っており岩も濡れているので、
まだまだゆっくり。
南稜テラスに移動し、先週同様のんびり壁が乾くのを待つ。登攀開始する。
1P目:W 前回報告書参照。
2P目:X+ バンドから、ハングを乗越し、細かいホールドとスタンスを拾いながら登る。
先週登っているだけにかなり簡単に感じる。途中、エイリアンを一個使用。
直上気味に登り、ビレイ点へ。ボルト1本と頼りないお辞儀したハーケンが
横一列に数枚あったので、ナイフブレードを一枚追加して使用。
3P目:Y+ フレークを使用しハング直下まで直上。キャメロット2番を使用。
だが、よく見たら、この大きなフレークが不安定に乗っており、大墜落したらこの岩まで落ちそう。
小ハングにはナッツ使用。難なく乗り越えて、右上気味に登り草付内のビレイ点へ。
適度に緊張出来て、面白いルートでした。
南稜下降し、テラスへ。大休止して、中央カンテへ。凹状岩壁との分岐から
カンテに移動する個所が濡れていていやらしい。途中から、雷が鳴り始め、先を急ぐ。
終了点へ(厳密には1ピッチ下)。空中懸垂で、南稜上の草付へ。二人とも降り終えた直後に、
雷雨が始まる。6ルンゼ降り口まで行き、下降を開始する。見える範囲すべてが滝に
なっており見応えがある。また、遠くで雷が落ちまくっている。ずぶ濡れぐちょぐちょ状態に
なりながら下降し、南稜テラスへ。テラスに降りる頃から小雨になる。
小雨の中、出合まで下山。
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