日程 |
2000年7月29日(土) |
メンバー |
(宇都宮クライマーズクラブ・グループ・ド・ミソジ)豊嶋、高澤、(白峰会)小林 |
記録 |
((宇都宮クライマーズクラブ・グループ・ド・ミソジ)豊嶋 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
谷川岳一の倉沢烏帽子沢奥壁南稜フランケエキスパートルート
2000年7月29日(土)天気:曇りのち晴れ
メンバー:高澤、豊嶋(以上グループ・ド・ミソジ)、小林(白峰会)
○7月28日(金)宇都宮⇒土合駅
夜、宇都宮を発ち、土合駅道路をはさんだ駐車場にて泊。
○7月29日(土)
出合(7:00)〜基部(7:35)〜登攀開始(10:30)〜終了点(1:30)
昨晩強い雨が降っていたので、登攀は諦めていた。
しかし、朝起きると曇り空になっていたので出合まで行くことにする。途中登山届を提出。
まだ岩が濡れているようなので、ゆっくりと準備する。ひょんぐりの滝のだいぶ手前から
雪渓が続いており、テールリッジまでが近い。中央稜基部にて一休み。
まだ、空は曇っており岩も濡れているので、まだまだゆっくり。
南稜テラスに移動し、またのんびり壁が乾くのを待つ。きれいなフェースの上部に
見える2つの小ハング、あれが3P目だろう。2時間近くゆっくりして、登攀開始する。
1P目:W 南稜テラスより、多少右上気味にのぼり、南稜のチムニーと同じくらいの
高さのバンドへ。まだまだ、岩が濡れている。
2P目:X+ バンドから上を見てもなにも残置物は見えない。きれいなフェースだ。
細かいがホールド、スタンスはしっかりしている。でも、途中エイリアンを一箇所使用。
最後の直上は微風快晴の方へトラバースし、微風快晴のビレイ点へ。
3P目:Y+ リードする予定であったが、小林さんが羨望のまなざしを向けるため交代する。
(結局、全ピッチフォローになってしまった!)
すぐ上の2つの小ハングを越えていくが、微風快晴のボルトもすぐ脇にあり、
2ピッチ目とはかなり精神的に楽なピッチになっているようだ。このピッチも細かい
フェースを登るが小ハングまでが一箇所いやらしかった。核心の小ハングはアンダーで持ち、
抜けるがフリー感覚で快適に抜けることができる。また、その上のフェースも、
細かいながらスタンス、ホールドはしっかりしている。草付に入り数mで南稜脇のビレイ点へ。
ガイドにあるように短いながらもすばらしいルート、充実した気分になった。だが、
南稜を懸垂し、テラスへ。中央稜から岳人ルートを登攀しているパーティーがいた。
羨望のまなざしで眺める。テールリッジを下降して出合へ。
ユテルメにて、飲兵衛になりゆっくりと一休みして宇都宮へ。
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