日程 |
2000年7月5日(水) |
メンバー |
(沼田山岳会 北大山の会)清野啓介、(沼田山岳会)中島剛二 |
記録 |
(沼田山岳会 北大山の会)清野啓介 |
写真 |
なし |
ルート図 |
なし |
<山 行 記 録>
清野@沼田山岳会 北大山の会です.
少々遅くなしましたが山行報告です.
日程 7月5日
ルート 一ノ倉沢αルンゼ
メンバー 清野 啓介 (沼田山岳会 北大山の会)
中島 剛二 (沼田山岳会)
以前から気になっていたαルンゼに行って来ました.
登る者など無いだろうと思って取り付いてみましたが、なんと
件の赤ペンキが・・・・.核心部のF5は直登できずに左壁のクラックに
ハマッタらしく撤退用のシュリンゲと行けない事を示すX印、さらにご
丁寧に巻きルートを示す矢印!一ノ倉の古典ルートを楽しもうと気合いを
入れて行ったのですが少々がっかり.しかし残置は少ないし、滝の殆どが
チムニー状で内面登攀で楽しく(天気が良くて、水量が少なければ)登れます.
8:30 一仕事終えて沼田 発
10:00 一ノ倉出合 発
11:00 略奪点 着
11:30 〃 発
略奪点に件の赤ペンキを発見愕然とする.
午後から雷雨に成りそうとの予報なので先を急ぐコップのスラブを
しばらく登ってからルンゼにトラバース、F1からアンザイレン.赤
印を嫌って登るもハマリまくり時間を食う.
12:30 F5 取付
最上部のチョックストンを左から強引に越える、滴る水で全身ずぶ
ぬれ.この辺りから雲行きが怪しくなる.遠くで雷鳴が!
14:00 F19 取付
完全に雨に成る、雷も次第に近づいて来て気は急くがピッチは上がら
ない.F19の右岸の草付きを登って、滝上にトラバース、一ノ倉尾根
迄が結構長い.辺りは真っ暗、雷雲のまっただ中に入った様だ.
15:30 一ノ倉尾根 着
もの凄い音とともに閃光が体の横を通りすぎる、パートナーに「避難
しよう!」と言うが「避難できる所など何処にもないでしょう!」と
一蹴される.尾根上の小さな岩陰に隠れて暫く様子を見ることにする.
16:00 一ノ倉尾根 発
あたりは明るくなり雨は降っているが視界が利いてくる、雨の中β
ルンゼを下るよりは南綾を下る方が良いと判断して5ルンゼの頭を経
由して南綾下降.
19:00 南綾テラス 着
21:00 一ノ倉出合 着
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