JECC/廣川健太郎、池之内
<山行日> 2000年4月29日(土)〜7日(日)<記録> 廣川健太郎
廣川@JECCです。
連休前に1日、中2日を休み10連休にして、ヨセミテに行ってきました。
2年前の9月に一度行こうとしたものの仕事で行けずで、ヨセミテは初めて
でしたが、いや、良いところです。
天候は曇りの日はあったが、雨は1日もなしで、非常に良かった。
パートナーはJECCの池之内氏。
登ったのは、
ファイブオープンブックスエリア、
ビッグウォール入門のワシントンコラムサウスフェースを上まで、
マニュアパイルバットレス、
チャーチボールエリア、
ワシントンコラムノサウスフェースは連日2〜3パーティが取りつく大盛況
振りでしたが、大方のパーティが、ヨセミテバレーでもっともポピュラーな
X級、5.10a,A2で11Pのビックウォールということで,
レベルが今一つのパーティが多く、
初日、3P目終了点のディナーレッジにベースを作り、4P目を工作、
二日目、8〜9P目まで登り、同下降、レッジで2泊目
三日目下降、下山という非常にのんびりしたペースで登ってました。
10、11Pは脆いから危ない、これが同下降の理由でもあるのですが、
異口同音、むこうの面々が言っていたわりにはそんなに脆くもなかったです。
いずれにしても、先がつかえてしまって大変でしたが、同下降するパーティ
が多く、確保点(下降点としても)は整備されていて、入門ルートとして、
内容的には良かったです。
我々は初日取りついたのが遅く、2P目で時間待ち、レッジから上4P目も
取りついていたパーティがあり、この日は3P目まで。
2日目も先行に待たされ、4〜6P目までしか登れず、3P目終了点まで降
りてヴィバーク(ポーターレッジは持っていかなかった)、
3日目に11P目まで抜けてこの日ノースドームガリーを下降、下山。
1泊2日のつもりで食料が少なめだったので、減食山行になり胃袋が小さく
なったような感じです。
ここ数年、日本のいわゆる本チャンルートばっかり登っており、フリークラ
イミングやエイドをきちんとやっておらず、ヨセミテの見事なクラックには
やや圧倒もされましたが、魅力も覚えました。
現在40歳ですが、45歳までの5年の間は、フリー、エイドをきっちりや
り直して、エルキャプ、ハーフドーム、まだ行ったことがないアルプスとか
チャンスを作って登りたいなあと、おもいが広がりました。
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