南牧川「大岩沢」〜「碧岩」〜「三段の滝」

トマの風/高橋、その他


<山行日> 2000年2月27日(日)<記録> 高橋



 高橋@トマの風です。

 27日に昨年12月に急逝された武田定男さん@安中山の会を偲びつつ、当会 の唯一の女性氷好き好きと 南牧川「大岩沢」〜「碧岩」〜「三段の滝」に行って来ました。

 この山域は保水力が乏しい為か、何処も水量が少ないので、この所の折角の冷 え込みにも、沢の中は氷の発達が見られませんでした。下流部は仕事道(或は 古い立岩・碧岩への登山道だったかもしれない)が、不明瞭に続いていますが 全くの荒れた河原です。

 中流部の朽ちた桟道下の「15m・樋状のナメ滝」は氷が薄くサイレントクラ イミングが愉しめました。

 次第に氷床も現れますが、大部分は相変わらず荒れたゴーロ。この後5〜6m ほどのナメ滝2個が良く凍っていました。

 立岩に立ち上がる左ルンゼに懸る「大氷柱」?は見た所25m程度で、中間部 分の氷柱が繋がっていません。更に上に続くのかは下から判りません。

 「右ルンゼ」は出合から素晴らしいナメが続き、「12m(氷柱部分7〜8) の氷曝」が出て来ました。しっかり凍った粘りの有る氷で、緊張しながらも楽 しくリード出来ました。そして幅広のルンゼ状を稜線にツメ上がり、登山道〜 「碧岩」へ。登山道を下り「三段の滝」で遊びました。

 「三段の滝」は氷が十分発達していて、完全にナメ状になっていました。 同行の女性(今シーズンから氷を始めた)にリードの練習をさせるのには最適 な舞台でした。  以上山行報告まで


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