黒伏山南壁/風の軌跡

バツイチ・クラブ/志小田、佐藤、藤原、滝口


<山行日> 2000年2月6日(日)<記録> 志小田清光


「バツイチ・クラブ」全員参加の第1回合宿・・・の報告を。
 日程:2月6日
 場所:黒伏山南壁「風の軌跡」
 メンバー:志小田清光(代表-仙台山岳会・お調子クラブ)
       佐藤隆弘(副代表-会津闘魂クラブ)
       藤原雅一(監査役-雲表クラブ・お調子クラブ)
       滝口康博(用務員-雲表クラブ・お調子クラブ)
 目標:冬季初登
 結果:3ピッチ目敗退
 原因:ギア不足
 2/5〜6で登る予定で、用務員宅にて、志小田、藤原、滝口と前夜から集合 し、副代表を待つが、なかなか現れない。

 「何時に来るの ?」 と、設定者の用務員に尋ねると、「んー、よく知らん」との 返事。

 どうする・・ 先に行っちゃおうか ? という話になるが、飲む気は人一倍あるが あまり登る気のない監査役は、「どうせやるなら、ワンデイの方がカッコいいよ。明 日行こうよ」という引き延ばし作戦に出た。

 その作戦に、まんまとはまり。カッコイイという言葉に弱い代表と用務員は、とり あえずいそいそと買い出しに出かけた。しかし、明日のためのギアを揃えておくこと だけは忘れなかった。しかし、そのギアが・・・ 。

 その晩は、早めに宴会に突入し、早めに酔い潰れて寝るという手堅い作戦に出た。

 翌朝、作戦が当たり、早起き。

 暗いうちに駐車場につき、ヘッドランプで歩き出す。駐車場にはもう一台停まって いて、彼らは既に出発していた。住吉とエロ教師の仙台山岳会パーティだった。

 今回、副代表と監査役はビレイヤー兼荷揚げ要員。リードは、代表と用務員が交代 でやることになっている。

 3ピッチ目、前傾壁のネイリング・ピッチ。リードしていた代表は、ナイフブレー ドがまったく足りないことに気付いた。ハーケンを使い果たした時点で、ビレーポイ ントを作り、ロープをフィックスし下降。

 このルートは、数年前に代表が拓いたルートなので、「なんでギアが足りなくなる んだよ」「自分の拓いたルートのギアの数ぐらい覚えてろよ」とひんしゅくを買う。 その結果、本日の宴会は、代表の奢り・・・ とほほ。

 結局、「風の軌跡」には、次回のために、ロープは途中までフィックスしたままに なっている。

 あー、アフリカから帰ったら来ようっと。


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