北海道層雲峡で開催されたアイスクライミングコンペ

辻野@北海道I.C.C です。
コンペでは、私は、ボランティヤスタッフ(皆さんの賞品が羨ましい)です。
堤くんが選手してのメールがありましたので、私は、コンペ全体の報告を1つ

2003 アイスクライミングコンペin層雲峡 報告 

 2003年2月16日、北海道上川町層雲峡 氷瀑まつり会場にて、日本で初めて
の本格的なアイスクライミングコンペが行なわれました。主催は、層雲峡氷瀑まつり
実行委員会。 前日の15日は、チームサロモンのジェローム・ブラン・グラスと江
本悠滋、オーストリアのサンドラ・ヴィレボフスキ そして MtDAX保科雅則ら
による 講習会がおこなわれました。 その夜 ライトアップの中、スピード競技も
行われた。 
コンペ当日は、参加選手男性31名、女性8名で、予選は、ボルダリングセッション
方式で男女同じ3課題を各5分の制限時間でをベルトコンベアー式で登ります。 も
ちろんリューシュレスです。大半の人は、グリップ部に改造をしています。課題は右
が、バーチカルなアイスライン。中央は、アイスハングから限定付きのトラバース。
左は、アイスからドライツールになりアイスへと。男性は、全課題完登者した鳴海、
加藤、小田、三樹、小笠原を含めた9名、女性は、2課題完登した名塚を含めた4名
で決勝へ。 決勝は、18時からライトアップされた氷壁で、オンサイトで男女2課
題、右と中央は、女性。中央と左が男性。 右はハングの下を、トラバースして更に
バーチカルへ、ここを完登した、瀧桃子が優勝。男性は、中央の課題の張出し1m以
上のアイスルーフを越えたのが4名いて、左の課題で勝敗が決まる。 左課題は、釣
り鐘状の空中に釣り下がった氷塊に跳びつき、ミックスを登り人工壁のルーフを越え
るもの、フィギア4などを駆使します。唯一ここを完登した、小田光昭が優勝、彼
は、アイス歴2回のフリークライマー。 実行委員会には、層雲峡観光協会、MtD
AX,サロモン・テーラメイド、秀岳荘らで構成されているので、賞品も豪華でし
た。ブラックダイヤモンドやグリベルの新モデルアックスも見られました。コンペ
は、2002年から話が動き出しました。 観光協会は、この年からアイスクライミ
ング体験会などを開いており、MtDAX山崎康司、保科雅則氏、北海道 三和史朗
氏らも交えて、この大会が動きだしました。当日の運営スタッフは、観光協会、Mt
DAX、秀岳荘、三和グループの12名しか居らず、予選のベルコン式は、ものすご
く忙しかった。
サロモンのレーサーは、層雲峡の氷を絶賛して、向こうの雑誌に書きたいと言ってく
れました。 運営サイトや参加者からも好評で、来年の開催も、期待がもてます。
                  アイスコンペ推進委員会  辻野健治( 北海道I.C.C )

> 蜂谷一彦@福岡山の会(FYK)、通称ハッチーと申します。
蜂谷さん初めてお会いしたのですが、忙しく 全然お話もてきず、すみません。

今回のコンペでは、登り方について 衝撃をうけました。
結果的に、フリークライミングが強い方が上位を占めています。
男性順位
1 小田光昭(男塾)
2 鳴海玄希(札幌中央労)
3小笠原 浩(グループ・ド・ロシェ)
4大崎 考(札幌中央労)
女性順位
1滝桃子(札幌中央労。同人ラリーグラス)
2山下由美(キタエールSCC)
3名塚好子(同人かしまの会)


堤@旭川山岳会です。 日曜日に北海道層雲峡で開催されたアイスクライミングコンペに出場しましたので、 概要等簡単に報告します。 蜂谷@福岡さんご声援等々ありがとうございました。横山@北見さん、名塚@群馬さん、道内のACML の皆様お疲れ様でした。 <アイスコンペ概要> 土曜日はMt.Dax保科氏とサロモン契約選手2名によるアイステクニック講習会。 夜にはスピードクライミングコンテストがありました。 私は5位でBDアイススクリューをゲット。 日曜日のコンペは、予選が氷2課題、Mix1課題をフラッシング、ボルダリングセッション方式で 登るというもの。トップロープでリューシュレスです。 参加者は男子が30名、女子が8名でした。 男子の中にはTEAMサロモンのフランス山岳ガイドも出場しています。 私はサルの着グルミで出場。3課題中2課題完登してなんとか8位以内に入り予選通過。 (同ポイントがあり予選通過は9名) 決勝はオンサイト方式で氷1課題、Mix1課題を登ります。 氷はハングのトラバースからルーフ越えの課題。 Mixの課題は想像以上にエキサイティングでした。 2mほど氷の壁を登り、空中に宙吊りになった氷の塊に、バーティカルリミットよろしくダブルアッ クスでダイブしてフッキング、足ブラで乗り移る。さらに反対側の壁に乗り移り、ドッかぶりの人工 壁をフィギア4かデットポイントで突破するというもの。 優勝は2課題を完登した秀岳荘本店2F勤務アイス歴2回の小田君。 2位は札幌中央労山の若手の鳴海君、グループドロシェの小笠原氏が3位。 道内勢で1-2-3でした。 猿の私は結局、パワー系の課題に全く歯がたたず、決勝はダメダメで9位でした。 フィギア4してもリューシュレスだと手がもたない・・。 手製のヒールフック用の爪は曲がるし・・。 優勝賞品はサロモンのアイス用シューズと層雲峡宿泊券等、3位でグリベルのコンペモデルのバイル でした。 グリベルやBDの来期発売予定?のコンペモデルなども見ることができ収穫は大きいです。 来年も開催されると思いますので、北海道アイスツアーのついでに出場してみてはどうでしょう。 来年はレベル高そうです。 ---- 堤 拓哉 旭川山岳会

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