高い山の山頂などで、日の出、日の入りの時刻に霧に自分の姿が投影される「ブロッ ケン現象」が、1日夕、北アルプス槍ケ岳山頂(標高3180メートル)で観測され た。陽光が差す方向には雲がなく、逆方向には霧がかかることが発生の条件。影の周 りに虹のような輪ができるのが特徴だ。現れていたのはわずか1分ほど。山頂に居合 わせた10人ほどがその景色を楽しんだ。(8/5 asahi.com 長野) ACHP編集部