待ってたよ晴天の大雪 山開き登山会 |
【旭岳温泉】夏の大雪山系に挑む第六十四回大雪山山開き縦走登山会(旭川山岳会、 北海道新聞旭川支社など主催)が三十日開かれ、晴天の下、約二百三十人が心地よく ルートを踏みしめた。 主峰の旭岳(標高二、二九○メートル)を中心とした六コース。例年にない暖冬で雪 が消えている山道も多く、既に登山シーズンは始まっているが、参加者は景色や高山 植物を楽しみながら縦走した。 旭岳―黒岳間約十五キロを十時間ほどかけて踏破した北見の酒井一正さん(70)、陽 子さん(67)夫妻は「山開き登山会でこのコースを歩いたのは三回目。初めて晴れて くれて、今日は大当たりです」と喜んでいた。 <写真:噴煙と雪渓を横目に旭岳を登る参加者=30日午前7時、旭岳7合目付近>7 月1日 北海道新聞) ACHP編集部