残雪中アにボード舞う 千畳敷カールで春スキー

好天に恵まれた二日、中央アルプス千畳敷カールでは若者たちが春スキーやスノー
ボードを楽しんだ。標高二千六百メートルを超える高山でも、ロープウエーで手軽に
訪れることができるため、連休の後半、にぎわいそうだ。

今年の千畳敷は例年より雪解けが速く、いつもの連休より雪は一メートルほど少な
い。それでもカールの底は二・五メートルほどの積雪があり、仮設の簡易リフトも動
いている。

東京から来た二十代の若者グループは、スコップで雪を積み上げ、専用の回転台をつ
くってボードに。リーダー格の男性は「ここは日本離れした山の景観が素晴らしく、
気持ちがいい」と話し、宝剣岳の岩肌をバックに何度も宙に舞っていた。

残雪の中ア千畳敷カールでスノーボードを楽しむ若者たち(5月3日 信濃毎日新
聞)

ACHP編集部

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