辻野@北海道I.C.C です。
今年の冬に 会の人のヘルメット「グリベル ザ キャップ」の破損事故が有りまし
た。2002年 1月 北海道 層雲峡 錦糸の滝 で、1ピッチ目 フォローアップの
時上部にいた、パーティーからの落氷が ヘルメットに当たり、外皮膜のポリカーボネ
イトが全部 スッポリ外れました。 被害者には、外傷は、ありません。
事故後のヘルメットを見ると、内側の 発砲スチロールと外皮膜は、簡単に接着材
で、接合されていて、噂では、ヘルメットを磨いているときにも、外れた とも聞きまし
た。メーカーへは、これから相談するそうです。同じヘルメットをお持ちの方、ご注意下さい。
山根と申します。
Tsujino.K.H さんは書きました:
>今年の冬に 会の人のヘルメット「グリベル ザ キャップ」の破損事故が有りました。
>2002年 1月 北海道 層雲峡 錦糸の滝 で、1ピッチ目 フォローアップの時
>上部にいた、パーティーからの落氷が ヘルメットに当たり、外皮膜のポリカーボネ
>イトが全部 スッポリ外れました。 被害者には、外傷は、ありません。
外皮がとれてしまうのはひじょーに問題ですね。
メーカーの回答がまだなので一応参考までに書いておきますと…
このタイプのヘルメットは、おそらく外皮のポリカーボネートにさほど強度を持たせて
いないと思われます。また外皮と内側の衝撃吸収発泡部材の結合も、そんなにガッチリ
していません。
私、自転車店で働いていたことがありますが、同じ構造の自転車用ヘルメットの場合、
万一衝撃が加わると自ら破壊することで衝撃を吸収するようになっています。よって再
使用はできません。ポリカも、中の発泡部材も潰れて割れてしまいます。
MTBで立木に頭からぶつかった場合、バックリ割れてお釈迦でした。本人は無事。
たぶん、落石等に強く当たった場合も同様に、再使用できないはずです。(危ない)
この手のメットは軽量化が第一目的で、そのためにこのような構造となっています。
昔のガリビエールに代表されるタイプとはちょっと違う思想です。
以上参考まで。
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