アルペンルート4月20日に全線開通 積雪平年並み

立山・黒部アルペンルートの除雪作業のための積雪量調査が終了し、今年のアルペン
ルートの除雪予定が決まった。作業は三月六日にスタートし、昨年と同じ四月二十日
に全線開通する。

積雪調査は二十六日に行われ、県道路公社の職員ら約十人が二台の雪上車で入山し
た。美女平(九七七メートル)から美松(二、〇三〇メートル)間の道路沿いに設置
されたポールで積雪量を測った。

同公社によると、積雪量はほぼ平年並み。美女平で二・七メートル、弥陀ケ原(一、
九三〇メートル)で六・〇メートル、美松で五・二メートルなどとなっている。室堂
(二、四五〇メートル)は、今月二十五日の時点で七・二メートルの積雪があった。

立山ルート除雪組合が除雪作業に当たり、四月十日に美女平−弥陀ケ原間が部分開
通、四月二十日に全線開通する。立山有料道路の桂台(六六三メートル)−美女平間
は雪崩の危険性を避けるため、五月一日の開通を予定している。(2月28日 北日本
新聞)

ACHP編集部

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