栗山の八谷さんが道内1500m以上の157峰に登頂

栗山の八谷さんが道内1500m以上の157峰に登頂 近く自費出版  2002/01/18
07:30

【栗山】空知管内栗山町中央四、八谷和彦さん(47)=道立中央農試総合防除科長=
が、道内にある高さ千五百m以上の百五十七峰すべての登頂を果たした。この経験を
もとに二月にも北海道新聞社出版局から「ガイドブックにない北海道の山50―私の
雪山ハイキング情報」を「道新マイブック」として自費出版する。

道内の登山記録に詳しい「日本山書の会」幹事の高沢光雄さん(札幌)によると、五
年前に達成した小樽商業高校事務長、京極紘一さん(58)以来二人目という。

八谷さんは昨年十二月二十三日に日高山脈南部に位置するシカシナイ山(一六二八
m)を、同二十六日にシビチャリ山(一六二七m)に単独登頂して快挙を達成した。

道立上川農試に勤務した二十二歳の時に登山を始め、社会人山岳会「旭川東稜(とう
りょう)会」などに所属しながら休日にこつこつと登り続けた。妻・真知子さん
(52)も登山愛好家で、百五十七峰中百以上は二人で登った。

約半数は登山道のない山なため、夏は沢伝いに、冬は山スキーで登った。天気予報や
地図読みをしっかりして慎重にルートを決め滑落や雪崩などの遭難を避けてきた。

「私の雪山ハイキング情報」は、世間に知られていない五十山を案内する。「登山道
を歩くだけでは飽き足らない人に読んでもらいたい」と話している。(1月18日 
北海道新聞)

ACHP編集部

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