白山周辺4県と20市町村などで組織する「環白山広域観光推進協議会」(天谷光治
会長、事務局・県観光推進総室)はこの冬から共通のテーマを設定して、共同で観光
PRを始めた。
第1弾のテーマは「環白山まるごと雪体験回廊」で、「雪」を巡り冬の白山周辺地域
の魅力をPRしている。今後も体験観光をメーンに季節ごとのイベントを打ち出し、
中部や関西地方を中心に活動していくという。
協議会は99年2月に白山周辺地域の石川、富山、福井、岐阜各県が観光振興を目的
に設立。これまでは周遊ガイドや観光マップの作成、旅行専門雑誌への記事掲載など
が中心だった。これまでの活動を一歩進めて、各自治体が季節ごとの統一のテーマに
取り組むことで、白山の知名度を上げるとともに、観光客を呼び込むことを狙ってい
る。
今回の「雪」では、白峰村の「雪だるま2002」(23、26日)や、吉野谷村の
「一里野温泉スキー場スキーフェスティバル」(3月2、3日)など既存のイベント
が中心となるが、来年度以降は「恐竜」や「新緑」、「紅葉」などをテーマに、独自
のイベントも開発したいという。
近く専用のホームページも開設し、情報を全国発信する。(1/9 asahi.com 石川
版)
ACHP編集部
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