浅間登山23日から規制緩和 小諸市など正式決定 |
小諸市と北佐久郡御代田町は十八日、浅間山(二、五六八メートル)の小諸市側から の二つの登山道(火山館コース、黒斑コース)の登山規制を二十三日から緩和するこ とを正式に決めた。火口の手前五百メートルの前掛山(二、五二四メートル)まで登 れるようにする。 これまで小諸市側からの両登山道は、火口から二キロ手前まで登ることができた。二 十三日からは、火山館コースは「湯の平」を過ぎて前掛山まで、黒斑コースは「草す べり」か蛇骨岳(二、三六六メートル)などを経て前掛山まで登ることができる。た だし、登山道以外の立ち入りは禁止のまま。 浅間山の登山規制については、十三日に佐久市内で開いた浅間山火山対策会議(会長 ・井出祐司佐久地方事務所長)で、警察や消防、軽井沢測候所などの関係機関が緩和 で意見調整をした。 緩和後、小諸市は週末や休日、お盆の時期を中心に前掛山手前のシェルター(避難 所)付近に人員を配置し、登山者が危険区域に立ち入らないよう指導する。(7月1 9日 信濃毎日新聞) ACHP編集部