「のりくら自然学校」設立 自然体験活動の情報発信

乗鞍高原(南安曇郡安曇村)での自然体験活動に関する情報を効率的に発信しよう
と、地元の大野川区や環境省中部地区自然保護事務所(同村)などは十八日、「のり
くら自然学校」を設立した。ホームページなどを通じ、自然体験プログラムの内容な
どを紹介。将来はイベントや自然案内人によるガイドなどにも取り組んでいく。

「学校」はほかに村や県、同高原温泉旅館組合などで構成。自然観察会や草木染め、
渓流釣りの体験など行政や宿泊業者らが個々に提供している二十六種類のプログラム
の情報を取りまとめ、ホームページで発信する。

同事務所は昨年度、地元住民らとともに高原の景観維持と観光活性化を目指す「地域
連携事業」の報告書をまとめた。この中で、行政や宿泊業者などをネットワーク化し
た「学校」の設立を提言。企画運営する人材の育成や、自然体験ができる高原を宣伝
していく必要性を提唱していた。

ホームページのアドレスは★ http://www.norikura.gr.jp/shizen/(7月19日 信濃毎日新聞)

ACHP編集部

★ お知らせへ戻る ★ INDEXへ戻る